2008年12月31日19時
Silvester à la carte 演奏 Konzerthausorchester Berlin 指揮 Lothar Zagrosek ソプラノ Sunhae Im コンツェルトハウス、美しいホールです。天井が高く、3階部分の高さが天井までの半分をちょっと超すくらい。天井からは豪華なシャンデリアが何本もつるされ、舞踏会の会場のようです。 コンツェルトハウス・ベルリン、弦が、特にチェロがすばらしいです。天国のチェロです。そしてコンミスはなんと日本人女性!(ミズ日下紗矢子。なんかうれしいですよね。しかもとっても美しい人だ!) このコンサート、ジルベスターアラカルトと称され、当日にメニューが発表。構成は下記の通りでした。 Silvester "à la carte" ☆Amuse-gueule Igor Strawinsky - Scherzo à la russe ☆Entrée Pjotr Tschaikowsky - "Romeo und Julia" - Fantasieouvertüre ☆Premier Plat Gioacchino Rossini - "Una voce poco fa" aus "Il barbiere di Siviglia" und Johann Strauß (Sohn) - "Mein Herr Marquis" aus "Die Fledermaus" und Eva Dell’Acqua Villanelle - "J’ai vu passer l’hirondelle" ☆Plat principal Richard Strauss - "Don Juan" op. 20 ☆Dessert Pjotr Tschaikowsky - Walzer und Polonaise aus "Eugen Onegin" 天井がとにかく高いので、反響版もなにもなくとも音が自然に抜けていきます。なのに残響をあまり意識させない、鳴ったとたんに音が昇天していくのです。 特にすばらしかったのはR・シュトラウス。各パートがガンガン鳴らしてもうるさくならないのですね。指揮のツァグロゼックさん、手抜きをせずしっかり棒を振る方、しかも情熱的。 ソプラノ独唱は韓国人女性、アデーレ、ロジーナ、ぴったりです。音量はないけれどもよく通り、コロコロきれいに転がります。(あぁ、でもやっぱりこういうところで不思議と私愛国主義になるみたいで、独唱も日本人だったらなぁとちょっとくやしく思ったり( 全曲終わって指揮者、司会、ソプラノソリストがシャンパンで乾杯しお開きに。 時に21時、これからみんな年越し準備、私もホテルに戻って着替えてブランデンブルク門に向かったのですが、なんと閉鎖。結局フィルハーモニー近くまで行かないと入場できないみたいだったので早々に退散、帰りがけ食事をするところを探したのですがどこもすごい人で、結局ホテルで食事になりました。 そして日付が変わって0;00、一斉に花火が上がります。全然止まらない花火、窓いっぱいに広がって、この世の天国・・・一人で(っていうのがさびしいですけど)シャンパングラス片手に新年をお祝い。 2009年も良い年になりますように!
by felice_vita
| 2009-01-01 00:00
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