音楽の都 part3 ウィーンの歌@調布市文化会館

今日は地元でのコンサートです。

音楽の都 Part3 ウィーンの歌
2009年1月10日(土)14:00
@調布市文化会館たづくり くすのきホール

ソプラノ:中嶋 彰子
メゾソプラノ:林 美智子
ピアノ:ニルス・ムース

<プログラム>
♪モーツァルト:歌劇「皇帝ティトゥスの慈悲」K.621より 『ああ、これまでの愛に免じて許してください』(S&Ms)
♪モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」K.492より 『恋とはどんなものかしら』(Ms)
♪モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」K.492より スザンナのアリア『とうとうその時が来た』(S)
♪マルティーニ:愛のよろこび(S)
♪ヘンデル:オン ブラ マイ フ(ラルゴ)(Ms)
♪モーツァルト:静けさはほほえみK.512(S)
♪リヒャルト・シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」op.59より
 『きのうのきみ!けさのきみ』(Ms) 
 『とうとう行ってしまった、あの高慢で下劣な男も』(S)
 『夢なのでしょう』(S&Ms)
♪リヒャルト・シュトラウス:「4つの歌」より『あすの朝』op.27-4(Ms)
♪リヒャルト・シュトラウス:「8つの歌」より『万霊節』op.10-8(Ms)
♪ブラームス:姉妹(S&Ms)、海(S&Ms)
♪シューベルト:至福D.433(S)、歓迎と別れD.767(S)
♪ヨハン・シュトラウス:オペレッタ「こうもり」より『お客を呼ぶのはわたしの趣味で』(Ms)
♪レハール:オペレッタ「ロシアの皇太子」より『きっと来る人』(S)
♪ジーツィンスキー:ウィーン、わが夢の街(S&Ms)
☆アンコール ♪フンパーディング:「ヘンゼルとグレーテル」より『夕べの祈り』

生で聴きたいと思っていてようやく実現した中嶋彰子さん、林美智子さんのコンサートです。
このチケットとるがために、9月の大阪クラシックツアー行きのフライトに乗り遅れてしまった、私にとってはいわくつき(笑)のコンサートです。

中嶋さん、実際はずいぶん小柄な方なのに、歌いだすと大きく見えます。林さんは画像で見るとおりのキュートな方。お互いソプラノ、メゾなのに相互でチェンジしても十分いけます。中嶋さんの歌われた愛のよろこびは低い方で歌われていたにもかかわらず全音域に渡って乱れがない。
ところで楽器に対し、歌手の方はやはりハコによって歌い方、ボリューム、ほか、変えていらっしゃるのでしょうね。本日のくすのきホール、そんなに大きくありませんが(座席500強)結構響くので、そんなにがつがつ歌わなくてもOk、なので生の迫力を楽しむというよりも、1曲1曲、舞台と客席で応答しているようなかんじ。折々にお二人がマイクを持って語られ、歌の説明などしてくださるのもとっても親近感を感じられてよかった。オペラとは対極の楽しみ方です。
中嶋さんの真骨頂は「ロシアの皇太子」のアリア、林さんはR・シュトラウスの『万霊節』だったかと思います。
アンコールの『夕べの祈り』、うつくしいデュエットでした。
ピアノのムースさん、ばら騎士の演奏を聴いていて、改めてこの曲の構造の複雑さが見えました。

衝撃の、とか、感動の、コンサートというのではなく、お正月の余韻をゆったりと楽しむ午後にはぴったりのコンサートでした。毎回毎回あまりにも気合入れて音楽聞くのも疲れますから、その意味では、くすくすと忍び笑いするというか、プライヴェートな感覚で楽しめるコンサートというのも必要、またよいものです。

ところでマチネで都心でのコンサートでもないので、きっと地元の合唱団とかニューイヤーコンサートで名前を知って実際にきいてみたいから足を運びました、的な観客が大多数なのかと思えば、意外や意外、結構玄人っぽい人が多くってびっくりしました。沿線に桐朋があるしクラシック愛好家も多いのかな。
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by felice_vita | 2009-01-10 19:45 | ソロ、リサイタル
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