勝ちて帰れ

時差の大きいベルリン世界陸上応援疲れで今日は夏休暇取得。
昨日のボルトの世界記録に震撼。長身は短距離には不利という先入観は彼には不要。Go!のとたんはじける瞬発力、一瞬にして上体が飛び跳ね豹のようにしなやかに一直線にゴールに向かう。
美しい。
今朝明け方の棒高跳びイシンバエワが彼女のベストにはほど遠いところで記録ナシという結果に驚愕。
水泳のウェア問題にがっかりさせられているところには、競技者の身体能力のみが試される世界は見ていてスカッとする。ウェアもピチピチだったりゆるゆるだったり。日本人選手の髪型見ていると、空気抵抗なんか無視してるツンツンヘアだし。

NHK-FMではアイーダ。カバリェのアイーダ、ドミンゴのラダメス。コヴェントガーデンでムーティ指揮。
ヴェルディのテーマは不変。

お盆中は電車も空いており、朝のラッシュ時もハードカバー本がらくらく読めるスペース。
積読本をようやく読破。

『岡本行夫 現場主義を貫いた外交官』 (朝日新聞出版)
インタビュー形式が、自分が数々の交渉の現場にいるかのような臨場感を沸き起こす。
官僚主義、省益がからむ綱引き、湾岸戦争のくだりは腹立たしい。当時は暢気な学生でも、「日本は金だけ出す。米国に言われるまま、いくらでも」という屈辱感、現場に立っていた岡本氏はさぞや、だろう。
沖縄問題で、故梶山静六氏への認識を新たにした。
それでも協力してくれる人はいる。そうでない人ももちろんいる。どちらのタイプも決して忘れ去ることはできない。おびただしい数の人名が出てくるが、表舞台にはでてこない、歴史、政治史には残らなくても、誰かの心にこうして強烈にその功績は残されるものなのだ。
すっかり事なかれ主義、無干渉無感動な勤労者になっていたところに久しぶりに熱いものがこみ上げてきた。

まもなく総選挙。
心の正しい人を選びたい。
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by felice_vita | 2009-08-18 08:29 | 日々雑記
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