ゲルギエフ&マリインスキー ムソルグスキー・プロ

指折り数えていたゲルギー来日。第1日目、ムソルグスキーです。
曲目が変更になったのと、朝サントリーホールHPの当日券状況をチェックしたところS.Aあわせて100枚販売とあったので、また空席が目立つ公演なのか?と不安な思いを抱きながらホールへ向かいました。

2009年11月28日(土)19:00@サントリーホール
ワレリー・ゲルギエフ指揮
マリインスキー歌劇場管弦楽団 曲目
<ムソルグスキー・プロ>
オペラ『ホヴァーンシチナ』前奏曲 (モスクワ河の夜明け)
交響詩『はげ山の一夜』
※上記2曲は金管合奏版
歌曲『死の歌と踊り』
 ソリスト: ミハイル・ペトレンコ(Bs)
ラヴェル編曲:組曲『展覧会の絵』
♪アンコール
チャイコフスキー:「エフゲニ・オネーギン」より”ポロネーズ”
リャードフ:交響詩”バーバ・ヤガー”

客入りは昨年のプロコチクルスより若干多いくらい?でも空席が目立ちました。ムソルグスキーなのでこんなもの、でもS席、RB、LB、LC、には大量の高校生が。学校からの芸術鑑賞会でしょうか、贅沢ですな。でもはじめはL側しか見てなかったんでこっちじゃなくってよかった、と思ってたら私のいるブロックにも、、、

指揮者台無し、ポール(っていうのか?指揮台の後ろについている柵)もなし。エネルギッシュに動けるようにスペース広く取っている???
2ndVn女性多!11人中9人です。しかもみんなモデルみたいなすっごい美女揃い。さながらロシア各地域代表集めました、なミスコンです。

さて、内容です。オーケストラの技術からみるとこのところの来日オケの方が上。ゲルギエフの主管というか身体の一部のように思ったとおりにドライブしてくれるオケ、というところから見ると別物、ってことにしとこう。
金管、特にトランペット奏者はテクニシャン。ホヴァンシチナはVPOとの録音でしか聞いたことのない曲なのですが金管だけになるとムソルグスキーの音楽を分解して彼の音楽とはこのようなものです、と見せられたようで、丸ごとムソルグスキーコンサートの導入にはよいものか。
歌曲、バスのソリストが上手い。歌曲なのにオペラを見ているようです。1.子守唄、2.セレナード、3.トレパック、4.司令官の4曲。ロシア語なのでまったく何を歌っているのかわからない(プログラムには訳詩がありました)のですが、雰囲気でわかるんですね。4曲目は夏のサイトウキネンの「戦争レクイエム」を思い出しました。
展覧会の絵、プロムナードのトランペット、ゆったりとレガートでスタート。よくなんなに息が続くものだ。リモージュまでは普通、それが後半進むうちに盛り上がり、最後は華々しい金管と大砲のような打楽器で大団円。打楽器、ティムパニと大太鼓、音のリレーが抜群によくて同一人物が楽器を変えて演奏しているような錯覚に陥るほど、テンポ、間合い、音量がドンピシャ。

アンコールを2曲。
それも、オケがこの曲を知り尽くしているのか、確信に満ち溢れた演奏で本編よりもこっちの方がよかった(笑)音も違うし。
初日の演奏は、「まずはご挨拶まで」、ってとこでしょうか。
プログラム見ると、ものすごい強行軍です。11/22熊本、11/23大阪、11/24広島、11/26福岡、11/27名古屋、11/28~12/2東京、12/3~12/4札幌、12/6所沢、、、
オケの皆さんも東京でようやく腰を落ち着けることができそうで。明日以降に期待。
終演後、ハケのあとにも舞台入り口で熱心に拍手する人々、それに応えてゲルギー再登場。
読響&Mr.S定期、リヨン&大野さん、先日のブロムシュテットさんブル8でも同様のシーンありましたが、今日の演奏ではねぇ。。。ゲルギーファンの私ですがちょっとこれには疑問。

サントリーホール前はクリスマス用に意匠あつらえ中でしたが、ホール内はクリスマス!
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by felice_vita | 2009-11-28 23:34 | 海外オケ
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