《2010年1月11日記載》
今回の旅行のメインです。ダニエル・ハーディングがハルサイをどう振るのか、あと何よりも9月の来日公演のドン・カルロでもう静かに燃えるものすごい演奏を聴かせてくれたスカラ座管弦楽団を聴きたくて、今回の旅先をドイツからミラノに変更したのですから。 ミラノ・スカラ座バレエ ベジャールの夕べ 2009年12月30日(水)20:00@ミラノ・スカラ座 指揮:ダニエル・ハーデイング 演奏:スカラ座管弦楽団 ・火の鳥(ストラヴィンスキー) ・さすらう若者の歌(マーラー) バリトン:ロデリック・ウィリアムズ(発音適当です・・・アメリカ人かな? Roderick Williams) ・春の祭典(ストラヴィンスキー) スカラ座公式サイト http://www.teatroallascala.org/en/index.html おなじみの香盤表 今期スケジュール冊子 バレエなんですが、私、ほとんどハーディングばかり見てました(笑)。欧州の歌劇場のオケピット、指揮者の肩から上は観客からも見えますので舞台見つつ指揮者見つつ。 それにしてもスカラ座はやっぱり豪華だ~~~~ 服装の印象では独・墺ではイブニングドレスが多いですがイタリアはびしっときめたスーツとかぴっちりした丈短の黒ワンピなんかが目立ちますね。日本もこれに近いので日本からいらっしゃる方、あまり気にしないでよいのでは。男性は通常公演でもジャケット着用必須です。 チケットはスカラ座のサイトからネット予約しました。予約コミッション23ユーロ、あと座席は平土間(Platea)115ユーロ(オペラならおおむね187ユーロ)。私の席は右側5列目(で前が通路なので前に誰もおらず背の低い私には見やすく良席。本当は1列目とりたかったんですが、サイトからチケット購入でも”座席指定”と”ブロック指定”選べるので、ブロック指定にしたところ、1列目でなくこちらの座席が優先されました。 友人に、「スカラ座で見るなら絶対にプラテアかボックスなら1列目。ボックスで2列以降はだめよ」と言われておりましたが、確かに日本からせっかく見に行くのなら死角のない席で楽しみたいですね。 でもってハーディング。 かなり好意的に迎えられていたのでは。とはいえバレエですからオペラとかクラシックファンと違うだろうけど、それでもあちこちで「ダニエル・ハーディング」という固有名詞が囁かれていたので、バレエファンといっても指揮者、音楽に無頓着ではないのでしょうね。 私はバレエはあんまり詳しくないのでわかんないですが、ベジャールものって1演目終わるまで拍手はしないんですね。で、この3演目とも男性の肉体美を徹底的に見せつけるもので、うひゃヒャ・・・ ハルサイはバレエものなんだなぁ。バレエがつくと音楽の理解が一気に深まるというか、ああ、そうなんだとものすごく納得。これバレエ見てから単独で音楽聴くべきですね。 終演後、楽屋口に行ったのですが一般客の出待ちは皆無、出演者の身内関係ばっかりでした。ハーディング氏もめがね姿でマネージャーOR劇場関係男性と二人で斜め前のレストランへそそくさと入っていかれたのでした。 スカラ座からガッレリアを抜けてドゥオモへ。夕方の雨もすっかり上がり月が。
by felice_vita
| 2009-12-30 23:51
| 舞台・ミュージカル
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