<バックデート記載>
今回の旅行中、最も行きたかった、また最も印象に残ったアッシジです。 学生時代、聖書学の授業の終わりはいつも聖フランチェスコの祈りを唱え、不真面目な学生時代でしたが、この祈りだけはいまでもしっかり心に残っており諳んじていました。 実際にアッシジを訪れると、聖フランチェスコの精神がこの町いっぱいに広がり、あたたかいと同時に涼やかな、独特の静寂と清涼に包まれたような感覚。 ローマからはアッシジへ乗り換えなし、途中トレヴィ、スポレート(←ここ、実験オペラで有名ですが、とってもとっても小さな町で丹波篠山といった風情でした)などに停車しながら乗り換えなしの電車で2時間10分ほど。特急も走っているものの所要時間は全く同じのため高いお金を払ってもメリットはないです。(因みに途中フォリーニョ乗り換えありの電車のほうが多いです。) 駅前でバスを待っている中にも、遠方からこられた神父様、シスターの姿が。 聖フランチェスコ教会、教会内は写真撮影はアウト。あまりにも美しい天井我、フレスコ画の数々、絵葉書を大量購入です。 落ち着いた町並み。陽光まぶしく気温は高くても湿度はさほど高くなく、蜂蜜色の建物と眼下の緑のコントラストが地中海性気候の国、です。 坂道、階段を歩いて頂上へ。大城塞(ロッカ・マッジョーレ)です。ここからの眺めはまさに鳥の目からの眺望です。 ドゥオーモ ヌオーヴォ教会 祭壇正面上には聖フランチェスコのステンドグラス サンタ・マリア・ソープラ・ミネルヴァ教会 サンタ・キアーラ聖堂 サン・ダミアーノ修道院 東端の門から南へ下ること約20分、ひっそりとした佇まいに、この場にいるだけで”サンクチュアリ”を肌にひしひしと感じます。本当に心落ち着く場所で瞑想するのにこれほどふさわしい場所もないでしょう。 ☆☆☆ ~聖フランチェスコの祈り~ 主よ、私をあなたの平和の道具としてお使いください 憎しみのあるところに愛を 諍いのあるところに許しを 分裂のあるところに一致を 疑いのあるところに信仰を 誤っているところに真理を 絶望のあるところに希望を 闇に光を 悲しみのあるところに喜びを もたらす者としてください 慰められるよりも慰めることを 理解されるよりも理解することを 愛されるよりも愛することを 私が求めますように 私たちは与えるから与えられ 許すから許され 自分を捨てて死に 永遠の命を頂くのですから ☆☆☆
by felice_vita
| 2010-06-16 15:24
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