ラ・フランセーズ 主張する国民 格差が前提の社会

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労働組合のデモはすっかり風物詩のように見ていたのだが、かの国では学生でもここまで激しく怒りを表すのか、と感心してしまった。自分が学生の頃や今の日本の学生を考えても、せいぜい大都市大学で集会が関の山だろう。
 
話は反れるが、フランスの政治を支えるのは日本では考えられないスーパーエリートである。
  参考文献 柏倉康夫著「エリートのつくり方」(筑摩書房)
知識はもちろん国際事情や教養を備え、ノブレス・オブリージュ”貴きは義務を伴う”を今も体現する人たち。「東大脳を作る」なんて姑息的。日本で一流大学を目指すのとはスタート時点の意識からしてまったく違う。そこでは国を背負って立つという意識が若い頃から明確である。また、どんな道を選ぼうと、これこそ個人主義の国、自分が選んだ道に進み、そこに格差があるのは当然、自分が何をし、どう生きたいか、が主体であって他人から見てどうであるかは問題にはないのだ。

こういう国だから労働者も、移民も、学生も、みんな主張する。度を過ぎることもあるが、それでもみんな自分の姿に誇りをもっているからこそ、ぶれない主義があるからこそ、できる行為なのだと思う。
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by felice_vita | 2006-04-02 20:58 | 日々雑記
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