最近読んでよかった本。
安達紀子『ロシア 春のソナタ、秋のワルツ 1999~21st』 新評論、2010 ロシア文学、演劇にとても興味がわいてくる。 やっぱりかの国は、不可思議、混沌、矛盾に満ちていて、でもそれがなんと魅力のあることか。 小澤征良『しずかの朝』新潮文庫、2010 父君の名前を出さずとも、彼女はもう作家として独り立ちしているのだな、と思った1冊。文章に、文字の向こうに通奏低音が流れていて、音楽と言う道をとらずともそれはこういう世界でも引き継がれるものなのだな。 やさしくて、不思議で、読後ほっこりする。
by felice_vita
| 2011-05-03 08:35
| 読書
|
ファン申請 |
||