JR 尼崎の事故から1年

関西では10年に一度惨事がおこっている。日航機墜落事故は伊丹行き、つい3ヶ月に11年目を迎えた阪神大震災、そして今回の尼崎の事故も忘れられることがないだろう。
偶然にしては身震いする昨日の関東でのJR山手線のストップ。改めて公共交通機関の安全を考えさせられた。昨日の報道を見ていると、普段は関西の人のほうがいらち(せっかち)なのが事故以来電車については捉え方が変わってきたのか、「ま、しゃーないか」的雰囲気が流れていて、「惨事にならなかったんだから、まぁ抑えて」と思ってしまった。
あの事故までは1分の遅れでもイライラしていたのが、朝のラッシュ時の車内アナウンスで「到着が1分遅れたことを深くお詫びします」と流れても私も周りも「命あってのモノダネ」的空気が流れている。
安全第一、安全は商売になるから安全に投資を。とはいっても地方の赤字路線や弱小会社にとってはつらい話。それで潰れてしまって困るのは利用者というところも多くこれもまた悩ましい問題である。

去年、JR宝塚線の復旧まで2ヶ月強かかった間の通勤は、JR利用者のみならず阪急利用者にとっても地獄だった。事故の翌日の電車の混み具合は、あまりにも多くの人が乗車していて車両が転覆しやしないかと思うほど。「込み合っておりますので後続の電車をご利用ください」と言う言葉を信じたが最後、後続になるほど混雑がひどくなる。毎日少しずつ時間を早めていった結果1週間後には1時間ちょっと早い電車になってしまっていた。本当に体力の限界ぎりぎりまでを体験した事故だった。震災から10年たったら今度は電車で我慢の日々。どんどん人生を諦観するようになる関西在住者である。
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by felice_vita | 2006-04-26 00:03 | 日々雑記
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