白いぼうし

小学校の4、5年の国語の教科書だったと思う。
「これは、レモンのにおいですか。」「いいえ、夏みかんですよ」
この会話ではじまる、”白いぼうし”。小学校の国語といえば朗読なので、「しろいぼうし、あまんきみこ、さく・・・」と出だしからセットで覚えている人も多いだろう。

近所の小学校がいつのまにか衣替えで通学帽が夏用の白い帽子になっていた。
今朝家を出たところで、いつもマンションの清掃をしてくださっているおじさんがモップたわし?をもって走りながら通り過ぎていった。角を曲がると、おじさんと2人の小学生の男の子が川をのぞいている。どうやら一人が帽子を川に落としてしまい流されてしまったらしい。
しばらく立ち止まって見ていた所、白い帽子が流されてきておじさんがモップでキャッチ。
無事男の子の元に返ってきた。
一緒にいた男の子と2人でしきりに「ありがとうございます」と頭を下げているのをみて、朝からほっこり。白い帽子のすがすがしさと小学生をみているうちに、ふと冒頭の童話「白いぼうし」を思い出した。

小学校の頃に習った童話をふとした瞬間に思い出すことがある。
”くじらになった一年生”、”チックとタック”、”つり橋わたれ”、”ごんぎつね”、そして”やまなし”。
習ったことを吸収しやすい時期なのに加えて、覚える意識よりも”宿題は本読み、5回”といったような、声に出して読む宿題が思った以上に効果があるのだと思われる。そして今思うと、やはり教科書に選ばれる童話は、内容はもちろん、音読するときのリズム感も考慮されているのだろうか。
今の教科書はどんな童話が入っているのだろう?
学年の前期・後期、また学年が変わってから渡される教科書は、特に小学校のときは新しいものをもらったうれしさでいっぱいになるのだが、こと国語の教科書は、どんな物語が入っているのかが楽しみだったなぁ。
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by felice_vita | 2006-05-22 22:38 | 日々雑記
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