代理出産について

非常にデリケートな問題なので、触れるべきか悩みましたが、頭を整理するために一筆。

先日、向井亜紀さんが代理母出産により生まれた双子の出生届受理について東京高裁から受理すべきの判断を下し、これに対して品川区が抗告。
臓器移植売買とともに代理出産も表に出ないだけで実は多い、という報道。
そして、このタイミングで今度は50代の母が娘の卵子提供を受けての代理出産。
向井さんの場合は、代理出産で生まれた子どもを自分の子どもとして出生届を、そして今回のケースは、生まれた子どもは、50代の母親を実母として出生届が出された後、娘の子どもとして養子縁組。

個人個人のケースで見れば、代理出産を認めるべきと思うけれども、全体の問題として捉えた場合は、まだまだ疑問が多すぎ、判断しかねる人が多いならば、まだ公的な機関において革新事例を認めるのは控えるべきだと思う。

不勉強でまだ分からないことだらけなのだが、まず、代理出産を国内で認めるか、そして生まれた子どもの扱いをどうするか、また代理母の権利、親の権利に合わせて、生まれた子どもの人権は何よりも優先されるべきか。。。
それに誰が代理母になるのか。長野のケースは50代の母、つまり生まれた子どもの祖母が実母という複雑な関係。娘の子宮摘出手術の際、こどもは母親である自分が産む、ということで説得したとか。これもまたどうなのか。
また、別の面から子どもをうめない母親の権利について。代理出産が認められることで、家の事情によっては母・義母、父・義父や親族が嫁に代理出産を強要することにはならないか。
そして、法律の面では、向井さんは代理出産でも実子、長野ケースは養子の扱いで、いったいどこまで認めるのか。向井さんが実子で出生届を出すのに、長野が養子扱いなのは国内出産だったから?それともこれも当事者が選べるのか?
クーロン人間が可能になる、というニュースに背筋が凍る思いを抱いたのだが、長野ケースにも似たような感覚を覚えてしまう。

家族って、親子って、何なんだろう?
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by felice_vita | 2006-10-15 18:45 | 日々雑記
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