阪急電車で通勤していますが、朝のラッシュはいずこも同じ混雑ぶり。今の季節は混みあうと暖房が大変息苦しく汗だらだらな乗客も珍しくありません。
たいてい混んできたあたりで車内アナウンスが入ります。 ・・・ 「混み合って参りましたので、お近くの窓をお開けいただけますようお願いいたします。ご協力ありがとうございました」 ・・・ これまでは聞き流していたのですが、昨日のアナウンスは絶妙でした。文言ではなく、タイミングが素晴らしかったのです。 ”お願いいたします”、から、”ありがとうございました”、までの間が大抵読点の間をおくだけの車掌さんが多い中、昨日の車掌さんは、窓付近の乗客の方が窓を開けるタイミングを見計らったかのように3呼吸くらいおいた後に、「ご協力ありがとうございました」。 まるですぐそばで見ていらしたかのよう。 阪急ではこのほかにも、急ブレーキがかかると後に「ただいま前方の踏み切りで無理な横断があり、安全のため自動的にブレーキがかかりました」というのがあります。これも本当に緊迫感をもってアナウンスされるとあぁ無事でよかったと思います。 こういうマニュアルアナウンスはたくさんありますが、その決められた文句も声色、速さ、タイミングでとても心の入った情感のこもったアナウンスになりますね。 昨日の今日なので今朝のアナウンスも自然に注意が向いていたのですが、今朝のは即「ご協力いただき・・・」でした。
by felice_vita
| 2006-11-29 20:02
| 日々雑記
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