トビリシ弦楽四重奏団「グルジアの夜II」@フェニックスホール

どうしようもなく生音を聴きたくなり、主催者に電話したら留守電で「当日券あります。。。」
フェニックスホールへ行ってまいりました。

☆トビリシ弦楽四重奏団☆
1stVn ゲオルギ・バブアゼ(関フィルコンマス)
2ndVn チプリアン・マリネスク(元シンフォニカ。現在フリー)
Va ザザ・ゴグア(元シンフォニカ首席)
Vc ギア・ケオシヴィリ(関フィル首席)
 
☆プログラム
ナナ・ガバシヴィリ:3つのエピソード(世界初演)
ドミトリー・ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲 第11番へ短調作品122
アレクサンドル・ボロディン:弦楽四重奏曲 第2番ニ長調より第3楽章「ノクターン」
   ◆休憩中はグルジアワインが振舞われました♪美味!
スルハン・ツィンツアゼ:弦楽四重奏のための9つの小品
 1)スリコ 2)インディーミンディ 3)歌 4)チョングリ
 5)サツェクバオ(舞踏曲) 6)ツィンツカロ(早春)
 7)ソプルリ(田舎の踊り) 8)蛍 9)口うるさい女房
ギア・カンチェリ:弦楽四重奏曲「夜の祈り」

お客さんの層が私の馴染みのない層で不思議な感じです。お客さん同士知り合いも多いみたい。どういう層なんでしょう?主催は「冬のチェンバロの会」という音楽を楽しむ会のようです。協賛は小さな9条+25条の会、協力:めごばり会、富士貿易株式会社(ここはワインの輸入業者らしい)。

関フィルコンマスのゴギさん、すっかりファンです。なんともいえない音。SQで聴くと一層その音の美しさが際立ちます。美しく、切なく、哀愁漂い、郷愁を誘う。NHKのドラマとか連ドラのテーマ曲を演奏されるのにぴったりの音です。
2ndのマリネスクさんもいい音!(みなさんいいんですけど)
ゴギさんがアメジストの音ならこちらは琥珀の音です。
ザザさんはなんだかMr.ビーンみたいで。ケオシヴィリさん、休憩前の前半、両手がものすごく震えていて、特に弓をもつ右手がガクガクで音にもそれが出ていて。体調が悪かったのでしょうか?ものすごく心配しました。
傍目にもわかるくらいだったのでメンバーの皆さんは言うまでもなく、リーダーのゴギさんがしっかり引っ張っていらっしゃいました。でも音の芯、リズムはしっかりしているところはさすがです。
後半は持ち直されていましたがインフルエンザか何かかしら、ととても心配です。関フィルさん、金曜日は中央公会堂、日曜日はNHKだったみたいですからお疲れ?

グルジアの音楽、面白いです。民族的な、というとハンガリーの音楽を思い浮かべますがそれにモンゴル味を加えたよう。メロディアスな曲あり、おかしさを誘う曲あり、哀愁漂う曲ありで本当に西欧クラシックとは一線を画す音楽でした。
特に9つの小品は色んな要素がたっぷりつまってお楽しみいっぱいでした。音楽は風土、気候、国民の気質から生まれるんだなぁというのがよくわかりました。

アンコールのグルジアの名曲「ノクターン」は本当に美しかった。
グルジアワインもとても美味しかったです。大阪だと高島屋、阪神で販売されているそうです。
赤ワインの”キンズマラウリ”、チャーチル英首相が絶賛した逸品というのも納得。甘くとろけるような舌触りと喉ごし。近々阪神に向かいたいと思います。
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by felice_vita | 2007-03-05 22:30 | ソロ、リサイタル
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