このところ恒例の?当日券買いでシンフォニーホールへ読響を聴きに行ってきました。
読売日響名曲シリーズ 指揮:ゲルト・アルブレヒト コンサートマスター:デヴィッド・ノーラン ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 作品67<運命> ブラームス:交響曲第1番ハ短調 作品68 非破壊検査創立50周年記念行事に、読売テレビも録画撮り、会場もほぼ満席に近い状況です。それから小中学生、親子の姿も。読響は「子どもの指定席」というものを設定し低価格で提供しているそうです。いいですね! 読響の音、とても上品で洗練されており、またシンクロ流にいうと「同調性が高い」演奏でした。 こうして比べると大フィル他関西の楽団の音はソプラノ、読響はコントラルトか? まるでCDを聴いているかのように正確無比で全体の音が統一されていて美しい。管楽器はオーボエが素晴らしく緩急自在の演奏、本日の1番でしょうか。 プログラムも運命にブラームス1ときた日には。でも本当にサラッと弾くというか洗練された音ながら、なんとなく”ライトボディなボルドー”もしくは”2006年生まれのボルドー”、美しすぎて軽く思えるのか? アルブレヒトさん、背筋をピン、と伸ばし、余計な動きは全くなし。棒も長めに端っこを持たれ、指揮棒で指揮するお手本のようでした。弦のボーイングもぴったり合って、ブラ1は視覚的な楽曲でもあるのだなと感じました。やっぱりこの曲、いいなぁ。 大フィルにもたまに客演でいらしてくださるVaの鈴木さん、満足の笑顔のようでした。また大フィル客演きてくださいませ。 本日の演奏、4月15日(日)深夜1:30より、よみうりテレビで放送されるそうです。
by felice_vita
| 2007-03-22 22:46
| 国内オケ
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