2日遅れになってしまいましたが29日の星空コンサートです。
すごい人になることは分かっていましたので、この晴天下早々に並んでも日焼けが怖い、と5時前に到着。 谷四駅地上出口そばのコンビニも売れ行き好調、軽装・防寒・ピクニックセットを両手に大阪城に向かう人の流れがすでに出来ていました。 西の丸庭園入り口でチケット購入、予想通りすごい列だわ、と最後尾を目指したのですが・・・お堀を入った入り口にも列は続き、係の方の「ここは最後尾ではありません!最後尾はまだ先になります」の案内を耳に、天守閣へ向かいましたがまだ終わらない!最終的には資料館の裏を越え貯水池の手前でようやく最後尾を発見しました。今まで経験した行列の中でも3本指に入ります。さすがの大行列に開場も20分繰り上げられました。 朝日コム夕方の記事では観客1万4千人。こちらの記事では舞台から観客、大阪城が一体になった素晴らしい写真が掲載されています。舞台から観客はこういう風に見えているのですね。すごい光景! 大阪野外芸術フェスティバル2007 大阪フィルハーモニー交響楽団創立60周年記念事業 2007年4月29日(日・祝)18:30開演 主催:大阪市、(社)大阪フィルハーモニー協会、朝日放送 星空コンサート 大植英次 指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団 バーンスタイン:「キャンディード」序曲 ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」第4楽章 J・シュトラウスⅡ世:ワルツ「美しく青きドナウ(淀川)」 サン=サーンス:序曲とロンド・カプリチオーソ Vn独奏 見渡風雅(池田小学校6年!) J・ウィリアムズ:映画「E・T」フライング・シーン ラヴェル:ボレロ チャイコフスキー:序曲「1812年」 青空が徐々に赤く染まり、開演時にはすっかり夜のとばりが。 本当に美しい夜空の下でのコンサートでした。 広報としてはポスター、市の広報紙、あとは演奏会での差し込みチラシくらいだと思うのですが、これだけの人がよく集まるものです。さすが大阪人、きっと「なんか面白そうやん」という行事にはすかさずのってくる!新しモン好き、面白いもん好きの大阪人気質にぴったり合ったのでしょうね。現に「人ごみ嫌い、行列嫌い」の私がこちらに住まうようになってこういったイベントに喜んで参加しているくらいですから大阪パワー、あなどれません。 演奏は、PA通して、舞台も私の場所からは遠いものの、雰囲気を味わうには十分足ります。みんな好き好きに場所をとって飲んで食べて。でも演奏が始まったら皆さん手をとめて聞き入っている。魔法にかかったような光景でした。前方右手にはスクリーンが設置され、舞台の様子がアップで楽しめます。こういう時思うのですが、この業界はまったく知らないのですがカメラマンさん、映像を切り替える方の技術はすごいですね。この楽器!というところでズバッと映像が切り替わり迫力・臨場感倍増です。 朝日放送がカメラを入れており、6月30日の深夜に放送、そのため場内放送で「カメラのフラッシュお断り、カメラ付携帯での撮影は音が入るのでOut・・・」とことわりが。こんなん守る人いないよ~と思っていたのですが、意外に皆さん守っていらしてこれまたびっくり! 私はデジカメもって行っていなかったので開演前の舞台風景です。 すっかり日も落ち、後ろには大阪城天守閣と見事なお月様。 大フィル楽団員の皆さんも、この観客数と美しい大阪城の光景にさぞ気分よく演奏されたと思います。私もE・Tのフライングシーンではあまりにも音楽と夜空がぴったりで涙が出そうになりました。 すばらしい1日でした。 スタッフの皆さんお疲れさま!大フィルの皆さん、大植さん、そして観客も一体になって作り出した全員参加の星空コンサート、楽しかった~! ベルリンフィルのヴァルトビューネに負けない市民のための野外コンサートとして定着すればいいな♪
by felice_vita
| 2007-05-01 06:49
| 国内オケ
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