ベルリン コンサートチケットの値段と座席

以下、まったくの私の主観です。
フィルハーモニーではラトル指揮のものは気合を入れて日本でいうS席をBPOのサイトから受付日受付時間アクセスで購入しましたが、それ以外は全て現地で会場で購入しました。
フィルハーモニーではBPO(ラトル、ブーレーズ)、DSO、ドイツオペラ、カンマーザールでクレーメルをすべて違う席種、場所で聴きました。
結果、結局どの場所できいてもさほど音響に違いを感じませんでした。ただ、歌が入るものは舞台から正面に位置するブロックがよいと思います。反響板の関係でしょうか。楽器だと360度うまく聞こえるのですけど声は違うようです。このホールの座席レイアウトは本当にすごいと思いますね。舞台のオケの真後ろに並ぶ横椅子席、チケット代は最も安いランクなのに和気藹々と楽しそうでここを買いたい!と思います。特にラトルの時に、何度も何度もカーテンコールがあったのですがラトルはこの横椅子席のはしっこに(そこにいるお客さんに詰めてもらって)座って観客と一緒にソリストに喝采を送っていましたから。

コンツェルトハウスは今回は行く機会がなかったので次回チャレンジです。

オペラは、ドイツオペラは構造が馬蹄型ではない、日本と同じコンサートホール型なのでなるべく前の方がよいかと思います。
対して州立歌劇場は伝統的馬蹄型。平土間(パルケット)席がお値段が高いのですが、間に通路がないこと、前の席との段差があまりないしピッチが狭いので前に体格の立派な方に座られるとものすごく辛いものがあります。なので2階以上のボックス席、ロージェ席の一番前の方がよいかとも思います。オケボックスも一緒にみたい方は同様2階以上のロージェのサイド席ですね。
それから、日本では考えられないことで驚いたのですが、見やすい場所に空席があると後方席の人がどんどん移ってくるんです。なので高い席買って、前が空席で見やすいわ!と喜んでいたのに開始直前に前に移ってこられてものすごく困ったことも。防衛策としては自分から舞台を見る際に空席がある場合はとられる前に自分で移るべし、でした。
ただ、憤慨するのもほんの束の間。
途中で出て行ってしまう、幕間に出て行ってしまう、という観客も多いのですね。
驚いたことをもう一つ。会場内の撮影です。演奏が終わった途端一斉にフラッシュの嵐。特にとがめられないんですね。大阪のシンフォニーホールだと、舞台上は無人のコンサート開始前でも撮影者がいるとすかさずホールの方が注意にこられデータ消去を言われているようですから(肖像権の問題だそうですけど)ドイツはおおらかなんですねぇ。一応入場口には撮影不可と書かれているのに。

チケットの値段ですが本当に安いです。
BPOは15~78ユーロ、オペラなんて最安席8~68ユーロ程度。映画より安いです。もちろんシーズン通してのお得なチケットもありますし、各団発行割引カード(30ユーロ程度。1年間有効)のようなものを購入すると公演が窓口で購入すれば2,3割引されるというものもあります。とにかく各団とも公演数が多いので数回で元がとれますね。
公的な補助も多いのでしょうが、最近では個人、企業からのサポートが飛躍的に増えているようで、楽団、劇場サイドも公的補助に期待せずPublicに対して積極的に世間にアピールするようになっています。
各楽団、オペラハウスの来シーズンのプログラムはいずれも1センチ以上の分厚さで非常に読み応えがあります。プログラムはもちろん、運営サイドからのコメント、音楽監督からのコメント、メンバー表、教育プログラムや地域活動、FAQ、座席表、シーズンチケットの説明や会員勧誘など盛りだくさんで大変楽しめます。紙もつくりも立派で写真がふんだんに盛り込まれたかなりお金がかかった代物ですが無料でごそっと置いているんですよ。
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by felice_vita | 2007-07-21 12:05 | 海外オケ
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