アメリカのオペラはMETだけではないのですね。反省しました。
今回、サンフランシスコとロサンゼルスでオペラ、あとサンフランシスコではオーケストラも聴いてきました。 ◎サンフランシスコオペラ(http://sfopera.com/) War Memorial Operahouseが名称。私にとっては、パヴァロッティが全盛期に「アイーダ」ラダメスを歌った映像メディアの録画場所ということで行ってみたいオペラハウスでした。 シビックセンターの一画にあります。ガイドブックで散々「治安が良くない地域」とされておりびくびく。この一画自体は文教施設が集合しており見ものが多いのですがここを囲む周辺地域がちょっと怖い?地域。1度乗るバスを間違ってしまい、まだお昼前後だったからよかったものの、一気に乗客層が変わりあせりました。このときはオケのチケットを取りにホールに行くつもりで幸い12時前、ホールの位置するVan Ness通りで無事降りられたからよかったものの、暗くなっていたら・・・ 1.チケット購入 チケットはサイトから購入できます。また定期券のようにいくつかオペラを組み合わせて安くなるSubscriptionチケットもあります。旅行者にとっては3日間集中楽しめるミニが重宝するでしょうか。あと多分3公演以上だと割引してくれる制度もあるようですので予定されている方はボックスオフィスに確認されればよいと思います。 私は2公演だったのでこれは適用外、かつサイトのオンライン購入がシステムエラーでできず、結局電話で予約しました。 2.チケット購入におけるSFオペラの利点 電話やネット購入でもMETやLAのようにコミッションがチャージされません。寄付も問われますが任意です。 3.現地への交通 メトロバスの5番、21番が近くを通ります。開演1時間前からレクチャーがあり、私は8時公演のときは6時半過ぎにつくようにしていました。ただし行きのみ、かつ日中に経路を予習していきました。帰りはタクシー、幕間にタクシーの予約サービスがあり大変重宝しました。 「流しのタクシーが少ない(というかほとんどない)」という事前情報は確かでした。 行き帰りともタクシーが確実かも。ユニオンスクエアに滞在の際は、チップ込みで8ドル程度。 4.公演レクチャー 毎公演、無料で1時間前からレクチャーがあり、大変勉強になりました。お勧めです。 5.オペラハウスなど 予想以上に立派でした。 客席も舞台も、天井が高い。文字幕が舞台の上に出るので、1階席(オーケストラ)だと首が痛くなります。 今シーズンからなのかは不明ですが、上階バルコニー席の人にも見やすいように、この階の左右にスクリーンが設置され、舞台、字幕が出されるようになっています。 6.私の見た公演 プッチーニ「つばめ」、ヴェルディ「マクベス」を鑑賞しました。 前者はアンジェラ・ゲオルギュー、後者はタイトルロールのマクベスにトマス・ハンプソンがキャスティングされており、特にマクベスはとても引き締まった舞台、歌手陣、そして何よりもやはりヴェルディの音楽の魅力がすばらしく期待を裏切られない内容で満足して帰路に着きました。
by felice_vita
| 2007-12-17 10:57
| オペラ・オペレッタ
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