西海岸でクラシック~サンフランシスコ・シンフォニー

サンフランシスコ・オペラの隣にはサンフランシスコ・シンフォニー(http://www.sfsymphony.org/)の本拠地、デイヴィス・シンフォニーホールが存在感たっぷりに聳え立っています。
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SFシンフォニーの定期は3~4日続くようで、私は最終日に聴きました。
まず驚いたのがホールの美しさ!フォワイエは数々のクリスマスツリー、飾りで埋め尽くされ金色に輝き、その中でコンサートホールに足を踏み入れたときの感動といったら!

f0041305_1310131.jpgこんな美しいホールがあるんだ!と圧倒されました。残念ながらホール内の撮影はご法度とのこと(大阪のシンフォニーホールと同じですね。よくデジカメや携帯で撮影していたお客さんが「肖像権の問題で」とお断りされているのを目にしました)、公式ホームページの中に、ホール内部が見られる箇所がありますのでそちらにアクセスいただきご覧ください


→http://www.sfsymphony.org/templates/hall_over.asp?nodeid=96

このホールで、音楽監督であるマイケル・ティルソン・トーマス(MTTと略して書かれています)ショスタコーヴィッチ第5番を鑑賞。

指揮:MTT
演奏サンフランシスコ・シンフォニー

♪ショスタコーヴィッチ
・ユダヤの5つの詩より:作品79(1948・1964)
・5番とその解説
休憩を挟んで
・交響曲第5番:作品47(1937)

オペラと同様、開演1時間前から音楽解説がありました。また、この日は音楽ファンを増やすための試みとして5番の解説を指揮者であり音楽監督のMMTが行いそれに沿って例として出される音楽のさわりをオケが演奏するという番組の録画があり、かなり長丁場の演奏会となりました。

音響がすばらしいのです、このホール。視覚だけでなく。
舞台上にベルリン・フィルハーモニーや大阪シンフォニーホールのような反響板がたくさんぶら下がっているのですがそれらがすべて透明できらきらと。座席配列はワインヤードに近く、どこで聴いてもよさそうです。舞台向こうのクワイア席はシーズン開始前に一斉発売される手数料のみかかる席料無料の区画。

オケの音楽はとても分厚いアメリカ牛ステーキのミディアムといいますか、大味だけど満足感たっぷり、金管がの統一感が見事。MTTは「われらがキャプテン」といった風情に知性が備わり、解説の声の美しいこと。モノローグのパフォーマンスが十分できそう。
同日の夜にSFオペラのバタフライがあり迷ったのですが、いやはや、行ってよかったです。

ところで終演後はどうするの?オペラのようにタクシーサービスがあるのか?というと・・・
オケのしおりのようなものに”for your safety"のような項目があり、
・明るいところを歩く
・常に歩き続ける。あちこちきょろきょろせず、周辺に不審者がいないか常に気を配りながら早足で歩く
・一人で歩かない
といったことが書かれ、コンサート前後に際しては
・BART(地下鉄のようなもの。メトロとは別)駅からホールまでの通りを警備員が巡回しています。
・もし不安なようでしたらセキュリティガードを3名つけます
といったサービスもあります。
タクシーも考えたのですが、やはり終演後となると見つからず。人ごみに沿ってというかめぼしいグループを見つけて一緒にBARTのシビックセンター駅まで歩き、BARTで帰りました。

・お得なチケットのハナシ
オペラなどは完売でも窓口にキャンセルが戻ってくる確立があります。また、当日開演何時間か前に立ち見の売り出しもあります。でもオペラで立ち見は特に日本人にはおすすめしません。疲れるだけでなく手すりの高さが外国人仕様なので。
それからこのSFシンフォニーのお得チケット情報ですが、残席がある場合(前日の6時までに特設電話にかければラッシュチケット情報がわかります)当日の窓口オープン時間から空席の席種問わずいっせいに20ドルで売り出されます。ただし、「ラッシュチケットを」といわないと通常の席になりますので念のため。購入の際住所を尋ねられますが日本だからと特に問題になることはありませんでした。
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by felice_vita | 2007-12-17 12:38 | 海外オケ
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