ワディム・レーピン ヴァイオリン・リサイタル@オペラシティ

ゲルギー・LSOの余韻が残っていますが、昨日ヴァイオリン・ソロを聴かせてくれたレーピンのリサイタルです。私はもともとこっちがメインで、プロコフィエフチクルスが付録だったのです。
f0041305_22331258.jpg


♪プログラム
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ヘ短調 op.80
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調「クロイツェル」

♪アンコール
ブラームス ハンガリー舞曲より第7番
ショスタコーヴィチ 24の前奏曲より第8番
チャイコフスキー ワルツ・スケルツォ

ヴァイオリン:ワディム・レーピン
(使用楽器は1736年生 グァルネリ・デル・ジェス”Von Szerdahely”)
ピアノ:イタマール・ゴラン

正統派の貫禄。彼はうまく年を重ねているなと思います。熟成された音色、音楽への愛情と理解。正統であることはかくも美しいものか。きちんとした大人の、誠実な男性の演奏で、心奪われてしまった・・・ 30代後半だからこそできる演奏ってあるのですね。ヴァイオリニストは若い方が有利なのかと思っていたのが、真摯に音楽に取り組んできたヴァイオリニストの旬はアラフォー、なんて思ってしまった。

そしてピアノのゴランさんの演奏が、彼の演奏をさらに倍美しくする見事なもの。息もぴったり、音楽表現もぴったり。ソリストとしてのゴランさんの演奏を聴いてみたい。

どの曲もよかったけれど、やっぱりクロイツェルか。この曲ってほんと聴く人を幸せにしてくれます。

f0041305_22335552.jpg


オペラシティのクリスマス。各フロアに設置されているツリー、電飾ともセンスがよく、かつ人も多すぎない。ゆったりしみじみクリスマスを楽しむには最適です。
[PR]
by felice_vita | 2008-12-03 22:28 | ソロ、リサイタル
<< ゲルギエフ&ロンドン交響楽団... ゲルギエフ&ロンドン交響楽団(... >>