カテゴリ:美術・建築( 12 )

モダン・アート、アメリカン 珠玉のフィリップス・コレクション

エドワード・ホッパーの作品が含まれる、ということで六本木に行ってきました。

モダン・アート、アメリカン 珠玉のフィリップス・コレクション
2011年9月28日(水)-12月12日(月)
国立新美術館
http://american2011.jp

前回展示がナショナル・ギャラリーだったので、その延長上として楽しめる展示でした。
つっこみどころ満載のアメリカ美術。本場の欧州美術にあこがれ、そこに少しでも近づこうとする苦悶、でもやっぱり本場にはかなわないな、というのが率直な感想。
いかに欧州美術がすごかったか、再認識する展示でもありますが、110作品をひっさげてのフィリップス・コレクションの来日は見ごたえありました。ナショナル・ギャラリー展の大混雑とは真逆、ひとつひとつの作品をじっくりとみることができましたし。

エドワード・ホッパーの「日曜日」は別格。
あと国吉康雄の「メイン州の家族」。
これらは独自性がありキャンバスから伝わってくるものが他の作品と違っていました。
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by felice_vita | 2011-10-02 08:21 | 美術・建築

シュルレアリスム展@国立新美術館

ここでも節電。エスカレーター、エレベータとも稼動してるのは1基のみ。
照明も間引いてます。

若者が多いとはきいていましたが、来場者の殆どが20代前半~30代半ば。
60代以上なんて、しかも女性は殆どいない。
震災の影響で人が少ないのかと思ったんだけど、きっとこのテーマだから有閑マダム層もこないのね。

私はデ・キリコ、ダリ、マグリット好きなので楽しみにしてたんですが、むむむむむ。。。。。
美術、芸術というよりも漫画、アニメ、イラストというのかな。
深読みせずに、感覚で受け入れるべし。
私はもう受け入れられない世代に入ったのかも。

アンドレ・ブルトンの「シュルレアリスム宣言」、訳文も古いせいか、まったく理解できないんですけど・・・

2Fでヴォーグが共同企画?でやってるカフェは使えます。
サロン・ド・テ・ロンド

帰りにミッドタウン通ったら、ドラマの撮影?堀北真希をみた。これまで「どこがかわいいのか」わからんかったけど、実際はめちゃくちゃかわいかった。
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by felice_vita | 2011-04-17 19:02 | 美術・建築

カンディンスキーと青騎士展

三菱一号館美術館で開催中の美術展に行ってまいりました。

カンディンスキーと青騎士展

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東京国際フォーラムのストラスブールのクリスマスは鑑賞後ということで、ランチをすませ美術館へ向かいました。
ゴッホ展なんかとはまったく逆、こちらはファンも固定されているためか、ゆっくり・じっくり作品と向かうことができます。
レーンバッハハウス、訪ミュンヘンの折には外せない美術館ですがどうやら2012年まで改装のため閉館中。だからこの企画がやってきたのかな。

カンディンスキー、私の好きな画家ベスト3に入ります。これまで彼の心の同士、ミュンター女史にはあまり目が行かなかったのですが、今回作品に向かい、認識を改めました。友人を描いた作品がなんともユーモアにあふれその人と柄を大変うまくとらえていて、くすりと笑っちゃいます。「カワイイ!」と叫んじゃうような作品があって。(低燃費少女ハイジに出てきそうな人物描写)
青騎士の解説ももちろんですが、カンディンスキーの人生、ミュンターとの関係がよくわかる解説、年表で、じっくりみていくうちに2時間半。
満足度の高い美術展でした。

そしてこの三菱一号館美術館、建物、周辺の整備が雰囲気を壊さないよう十分に配慮されており、窓の外に広がる中庭に目をやるとほっこりします。併設のカフェも席数は多くないんですが天井高が十分にあり(2.3階くらい)落ち着きます。絵画鑑賞のあと、感想を語り合うにはぴったり。

夜もせまり国際フォーラムへ。
イルミネーションがとってもいい感じ。温かなシャンパンゴールドの光の帯は、あちこちで開催されているド派手で原色のあふれるカラフルなものにくらべとても趣味が良いです。
お店も見ているだけでとっても楽しい!人は多いですが、それでも楽しいクリスマスマーケットでした。
ストラスブール、いま一番いきたい街です。
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by felice_vita | 2010-12-25 19:08 | 美術・建築

短時間で弘前

先週末は弘前出張でした。早めについて2時間ほど、大急ぎで弘前観光。
来る前は弘前がどこかも知らなかった・・・ 津軽半島の海沿いかと思ってたくらい。
でも洋館、洋食の街、驚きがいっぱいでした。

東京から新幹線はやてで八戸まで、八戸からは特急つがるで約4時間半。はるばるきたぜ東北。
でも東北新幹線はやてはその名の通り超はやい!途中停車駅が大宮の次はもう仙台、盛岡、そして八戸。のぞみとは大違いです。

八戸で駅弁購入。海鮮小わっぱ。雲丹好きにはたまらない。雲丹、かに、いくら、上にのってるのはあわび。
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弘前到着。ホテルに荷物を置いてでかけました。
一番見たかった藤田記念庭園の洋館。
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弘前市役所。りんごの郵便ポストがかわいい。
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旧弘前市立図書館
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旧東奥義塾外人教師館
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青森銀行記念館
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弘前公園。桜の季節はさぞ壮観なことでしょう。
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カトリック弘前教会
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日本キリスト教団 弘前教会
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百石町展示館
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観光名所やホテルにはいろんな地図がおいてあります。洋館マップにカクテルマップ、コーヒーショップマップにフレンチマップ、そしてアップルパイマップ!
アップルパイはさすがりんご王国、激うま!!!!掲載店全部行ってみたかった~
ちなみにこれは藤田記念庭園と図書館の間にある白銀館さんのもの。りんごのさくっとした歯ごたえがたまりません。 
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ホテルの窓からは弘前公園、そしてその向こうには偉大な岩木山。稜線がくっきりとみえすそ野の端っこまでしっかり目に入ります。美しい山です。
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日中は日差しがきついものの夜になると涼しくて気持ちいい!空にはまんまるな月、星がきらきらと。空が広い。
12月4日に東北新幹線が青森まで伸長、来年は弘前城築城400年。
見所がコンパクトに固まっており、徒歩でも十分まわれる町です。

最終便の羽田行きは超満席、私JALではじめて「ボランティア案内」の放送に遭遇しました。翌日1便手配、現金3万円か15000マイル、その日の宿代がJAL負担。ああ、次の日休みだったらなぁ。
羽田到着も最終、自宅に着くと12時前。翌日から3連荘で飲み会(しかも飲み放題のビアガーデン)が続き今週はへろへろでした。
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by felice_vita | 2010-08-28 10:25 | 美術・建築

オルセー美術館展2010「ポスト印象派」

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なんと90分待ちです…

美術館の外には長い列が。TDRより混んでるんじゃなかろうか。
60分でようやくチケットもぎり口に到着。

オルセー美術館展2010「ポスト印象派」 http://orsay.exhn.jp/index.html
会期:2010年5月26日~8月16日
国立新美術館

”モネ、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、ルソー、傑作絵画115点、空前絶後”というコピーに偽りなし。
ただ単に”オルセー展”ということ、”夏休み””会期終了間近”ということだけでは、ここまで人は集まらないでしょう。
日本人が好む、どこかで見たことがある作品がこれでも、これでもか、と登場。驚愕です。
よくこんなに貸与できたものですね。この会期中パリのオルセーに行ってもお目あてのもの、かなり見られないんじゃ。。。

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会場入るまでも大変ですが入ってからも大変。是非オーディオガイド借りませうね。
そして柵沿いを並んで進むと混雑度はひどいものの、ゆっくり進みながら、じっくり作品を鑑賞できます。
入ったそばから5つのモネ作品に迎えられ、睡蓮の連作の中でも美しい「睡蓮の池、緑のハーモニー」、「ロンドン国会議事堂、霧の中に差す陽光」という美術の教科書に載っている有名作品にまず圧倒。
スーラの「≪グランド・ジャット島の日曜日の午後≫の習作」やら、セザンヌの「水浴の男たち」、静物画、ゴッホの自画像、「アルルのゴッホの寝室」、そして最も列が進まず日本人好みかと思われる「星降る夜」。
ゴーギャンの「タヒチの女たち」他、もう有名どころがざくざくと。
ラスト近く、ルソーの作品2作(戦争、蛇使いの女)は作品も大きく見ごたえ、存在感があります。

入り口から出口まで1時間50分。休憩スペースはあるものの人、人、人。一度入ったら座れない、とまれない。
年配の方は体力的なものに加え熱中症にも合わせて要注意。

それでも行ってよかった、と満足度の高い美術館展でした。8月頭にすでに60万人超ということですからこれからお盆休みかつ会期終了間近。
水筒と読み物と日傘もって気長に並びましょう。

出口出たのが3時前、ポール・ボキューズで遅めのランチをと思ったのにこちらも20数名待ち。あきらめました。。。
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by felice_vita | 2010-08-11 12:02 | 美術・建築

ボルゲーゼ美術館展@東京都美術館

年度末も近づき、繰越できない一昨年の年休消化で午後半してボルゲーゼ美術館展へ。

ボルゲーゼ美術館展@東京都美術館 企画展示室
会期:2010年1月16日~4月4日まで

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                   VILLA BORGHESE

来日美術館展はいつも激混みのため、今回はそんなにメジャーじゃないながらもそれなりの混雑だろうと予想して行ったところ、平日にしてはやっぱり混んでるほうなのでしょうね。それでも1作品ごとにオーディオガイドを聞き解説を読みじっくり鑑賞できるだけの時間は持てました。
年末のローマ旅行の際は行かなかったボルゲーゼ美術館、館内ではVILLA BORGHESEの映像もあり、ちょっぴりローマ気分にも浸れます。

電車の吊広告や駅構内でもあちこちでポスターを見かけますのが以下2作品。本展示の目玉です。
f0041305_21134366.jpgラファエロ・サンツィオ
 一角獣を抱く貴婦人(1506頃)













f0041305_2114689.jpgカラヴァッジョ
 洗礼者ヨハネ(1609-10)


オーディオガイドは入り口で500円で借りられます。展示作品48作のうち、21作についての解説がなされていますので、あったほうがわかりやすいと思います。


私が気に入ったのはベルニーニによるボルゲーゼ枢機卿の胸像、ボッティチェッリ&弟子による『聖母子、洗礼者ヨハネと天使』、ミケーレ・ディ・リドルフォ・デル・ギルランダイオの『レダ』。
美しい作品群ですが、それでもやっぱりこれらの作品、美の宝物殿ボルゲーゼ美術館で鑑賞するとぜんぜん違うのでしょう・・・ 大理石の豪勢な室内、緑あふれる敷地一体。とはいえ上野も場所としてはかなりのものですけど。

4月4日まで開催されており、3月14日からは上野界隈で東京・オペラの森2010もはじまりますし、桜も見頃の季節、3月に入ったら混んできそうです。
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by felice_VITA | 2010-02-04 21:11 | 美術・建築

文化の日

祝日、本当はのんびりごろごろ・・・のつもりだったのがいつもより早いくらいに目が覚めてしまい、皇居界隈へ。先日初皇居一周し、すっかり気に入ってしまった。
今回は、建物の写真を見て是非行ってみたい、と思っていた国立近代美術館 工芸館へ。
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染野夫妻陶芸コレクションーリーチ・濱田・豊蔵・壽雪ー を開催中。本日が最終日だったよう。しかも文化の日で入場無料!
すばらしい作品の数々でございました。作品の銘がそれこそその作品にぴったりで、想像力をかきたてられます。陶芸ってどれくらいの確立で意図したとおり作品が仕上がるのでしょうね。
ついでに国立近代美術館へも足を伸ばし、めずらしく休日の午前中を有意義に過ごしたのでした。

この緑は貴重。
日本にもこんなところがあるなんて知らなかった。セントラルパークですね、ぱっと見。
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午後からは明日のゲヴァントハウスに向けてマーラーの予習。
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by felice_vita | 2009-11-03 21:43 | 美術・建築

アンドレ・ボーシャンとグランマ・モーゼス

会社帰りに美術館へ。

生きる喜び 素朴絵画の世界
アンドレ・ボーシャンとグランマ・モーゼス
自然を愛した画家からの、心暖まるメッセージ

損保ジャパン東郷青児美術館

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かなり前からポスターに気を取られながらもなかなか機会がなかったのだけど金曜日が20時まで開場ということでめでたく鑑賞。
損保ジャパンビル42Fまでエレベータで一気に。夜景も美しい美術館です。
館内も落ち着いた趣で、じっくりと作品を鑑賞できます。
まずはアンドレ・ボーシャンの絵画からスタート。ポスターの色彩とテーマに魅了され足を運んだのですが実物は期待を裏切らないものでした。
展示作品47点。
作品のほとんどが個人蔵。どのような方がもっていらっしゃるのでしょう?
画家として認められるようになったのは人生の後半になってから。しかしそのタッチには迷いも憂いも妬みもない、絵画展のテーマにまったく合致した「心暖まる」ものがこめられていました。

後半の展示グランマ・モーゼス。彼女も絵画に取り組んだのは70歳になってから。101歳の天寿を全うし、70からの人生で残された絵画の数々はどれも自分の周りにあった風景。
以前ニューヨークのアップステート、スリーピーホロウの舞台といわれる地区を訪れたときに買ったカードが彼女のものにそっくりなのだけど今手元にないので確認できず。
真偽のほどは9月の帰省時に確認。

本展示は8月末まで。とってもお勧めです。
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by felice_vita | 2008-08-09 01:16 | 美術・建築

森美術館 英国美術の現代史

みどりの日から昭和の日に変わった29日。朝っぱらから周辺で街宣車が走る走る・・・
なんでみどりの日じゃだめなのさ。。。

妹たちは一足先に六本木。私はのんびり午後から現地へ向かい、森美術館へ。
「英国美術の現代史:ターナー賞の歩み展」
なんだか大学の講義名みたいなテーマ。思わず「激動の東欧史」を追想・・・
でも面白い展示だった。
f0041305_2043689.jpgロンドンといえばテート・ギャラリー、好景気のときにできたテート・モダン。
このターナー賞というのは英国が斜陽の1984年に創設。いっとき消えかけ1990年の開催はなかったものの、翌年チャンネル4のバックアップをとりつけ、いまではアメリカのアカデミー賞、
エミー賞のようにテレビ中継がありノミネート作品から1等賞が発表される一大イベントだそう。

英国のモダンアートはアメリカのものに比べ攻撃性が薄く、作者の視点が主体的ではなく客観的でシニカル。だからなのか見ていてそんなに疲れる作品はない。作品はもちろんだが、すごいというかさすがだな、と思ったのが、作品解説の際の殆どの作品について
・・・この作品のノミネート(あるいは受賞)に際しては、猛烈な批判、反対運動が起こり・・・
なんていういわくつきなこと。一般民衆がそこまで現代アートに興味があるってすごいことだ。
蛇足ながら、作品解説には入り口で無料オーディオを借りるのをお忘れなく。

だいたい1時間半程度で鑑賞を終えエスカレータをくだる。
知らなかったのだが、森美術館のチケットを購入すると自動的に52階の展望台(東京シティビュー)、屋上のスカイデッキにいけるようになっているのだった。3箇所めぐってこの値段はかなりお徳かも。(私は前売り購入したので1200円だった)

29日は晴れ、新宿方面はかすんで見えなかったが屋上に立つと東京タワーのてっぺんと同じくらい。なかなか気分爽快。
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こっちにきて2ヶ月、いままで外に出る余裕がなかったのだが、こうして出てみるとやっぱり都会は楽しい。一気にぶりがつきそうなかんじ。
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by felice_vita | 2008-04-29 20:39 | 美術・建築

♪京都~、大原、三千院の天井画

今日の複数の朝刊で掲載されていました。「平安時代末期に描かれた極楽浄土の世界が850年ぶりに蘇った」(読売新聞)天井画、スケールは幅2.9メートル、奥行き4.3メートル。

小さな写真だけれども、そこからあふれる色彩のパワーに圧倒されました。
日経ネット関西版の「舟底型天井画」画像
すでに別の写真に差し替えが。

読売新聞関西版のもの

10月17日から一般公開されるそうです。
京都はこれからが観光シーズン本番、あわせてきましたね。紅葉のアカと天井画のアオのコントラストは、さぞ京都の秋を美しく彩ることでしょう。
ただでさえ混雑する京都、さらにすごい観光客になりそうです。隣府民はおとなしく冬の京都で拝見します。
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by felice_vita | 2006-10-15 19:26 | 美術・建築