カテゴリ:国内オケ( 149 )

NHK-FM N響定期

素晴らしいじゃないか!
もともと大好きなショスタコのヴァイオリン・コンツェルトだったが、ソリストも知らない、どうだろう??と思ってたんだが、すんばらしい~~~ 
久々に快調にぶっとばす音楽をききました。
本日の放送のお目当てはプレヴィンのばら騎士だったのだけど思わぬ儲けもの。
生で聞きたいぜ。
23歳???信じらんね。
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by felice_vita | 2011-10-26 19:54 | 国内オケ

読売日響 オペラシティ・マチネーシリーズ

フランス、ばんざい!!!

2011年4月16日(土) 14:00 @東京オペラシティコンサートホール
指揮:シルヴァン・カンブルラン
ピアノ:ロジェ・ムラロ
管弦楽:読売日本交響楽団
コンマス:ノーランさん
プロコフィエフ/バレエ音楽〈ロミオとジュリエット〉作品64 から抜粋
ラヴェル/ピアノ協奏曲 ト長調
ラヴェル/左手のためのピアノ協奏曲 ニ長調
ラヴェル/ボレロ

東日本大震災(これが正式名称なんですよね)から1ヶ月ちょっと、今日も11時ごろに栃木県を震源地とする結構なゆれがあったので、交通機関、会場設備に影響ないといいがな、と思いつつオペラシティへ。
芸劇から場所をオペラシティへ移して新年度第1回目の定期です。
本当なら今日は仕事のはずだったのが、震災の影響で延期、急遽、第1回を体験できることとなったのでした。

常任指揮者、マエストロ・カンブルラン、昨年はアイスランドの火山噴火による影響で通常ならパリ直行便12時間で日本に到着のところなんと80時間で乗り継ぎ乗り継ぎ来日してくださいました。
そして今年は震災・津波というよりも福島原発の放射能の影響で軒並み外国アーティストが来日を見合わせる中、予定通り来日くださいました。コメント、涙が出ます。

http://yomikyo.or.jp/cat8/#news-topics-1059

プログラムに先立ち、メシアンの交響的瞑想「忘れられた捧げもの」より第3部聖体が追悼演奏。細い細い雲の糸のようなヴァイオリンの音色。

そしてプログラムに入り、プロコのロメジュリ、メリハリの利いた、コントロールされた演奏であきさせません。
今回は新シーズンのオープニングに加えオペラシティでも第1回の演奏会ということもあったのでしょうか、プログラム自体がかなりの大盤振る舞いと言うのかお得なプロです。

2曲目、ラヴェルのPf協奏曲です。
ロジェ・ムラロさん、すごすぎ。休憩はさんでとはいえ、このあと同じくラヴェルの左手~なんですよ!?
1回の演奏会で2つの協奏曲やるなんて初めて聴きました。
今まで協奏曲、ソリストはスルーしてたいてい後半のプロばかり感想にかいてしまう私ですが、今回の演奏会、ムラロさんなしではなりたたない!
すごすぎです。「そうやねん、これが理想のラヴェルやねん!」と膝をたたきたくなる演奏。
左手はもうデモーニッシュというのか、圧倒されてしまって、かつオケパートもかなり盛り上がる、アゲアゲな曲で、オープニングにふさわしいのはもちろん、今の日本を元気付けるのにぴったり。
左手だけでなんて・・・絶句です。

気を取り直してラストのボレロ。
シンプルなのに何度聞いてもこの曲は印象というのか、そのときの気分によって聴きかたがかわりますね。
今日は、個性なんてことを思い浮かべながら聴いてました。
読響って本当に個性的というのか、聴くたびに「やっぱ好きやねん」と思うオケなんですよね。各パート、しかも更に細分化した個人まですごく個性的で自己主張のあるオケ(音はパートでちゃんとまとまってる)。だもんで、アンチ巨人の私であっても、東京やったらやっぱ読響やろ、と思ってしまう。時に荒削りでなりすぎなときも歩けど、でもそれも個性。
今回のボレロでは、まさしく個性、武者小路実篤的心境でした。みんな、なかよし。

終演後、サイン会(CD購入者むけ)がありました。
今回は本当に来日してくださってありがとう、うれしくってしかたない、といった事を是非お伝えしたいと直前まで考えていたのに、いざマエストロを目の前にすると用意した単語が全て吹っ飛んで頭まっしろ。
ピアニストのムラロさんもサイン会に加わってくださっており、長身、大きな手長い指で握手、しかもアイコンタクトで笑顔、というのにドギマギしてしまった。。。 マエストロもものすごく温かい手で握手をしてください、もうもうひたすら恐縮しきり。思いっきり感謝の意を伝えたかったのに。

マエストロもムラロさんもフランスの方、先のサルコジ大統領の弾丸来日、J・バーキンの来日、フランスという国について認識を新たにしているところです。
私の学生時代は確か水爆実験でヴィトン他パリの老舗ブランドから日本人の姿が消える、なんてこともあったのに。(あと日本人は働き蟻、なんて言った首相もいたっけ)
大人になって初めてわかる、オトナの事情、というのか、国の主義政策の違い。
20代の学生時代のコムスメもどきではとうて太刀打ちできる国ではなく、「パリは大人になってからいくべし」と避けけてた国ですが、世代の峠越えカウントダウン、そろそろようやく見合う歳に近づいたのかなぁ、なんてね。

とにもかくにも、音楽ってやっぱり素晴らしい、音楽聴ける喜びを身体で感じた午後でした。
あ、でもオペラシティ・マチネ、平日夜のサントリー定期のかなり客層違うので、ケータイ鳴ったり、落下物の音したり、いびきに邪魔されたりで、平日仕事帰りリーマンの聖地とはかなり様相が違うことはリマインドしておくべきかな(笑)。

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※FMでN響聞いてますがSir.ノリントンも来日なんですね。追悼曲はエルガーか。
ピリオドって、中継だとすごくアマオケっぽくきこえるわ。
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by felice_vita | 2011-04-16 18:21 | 国内オケ

大阪フィル第48回 東京定期演奏会

栄光の大植さん&大フィルが完全復活どころか更にパワーアップして東京へ!
今日の演奏は、きっときっと、かなりの確立で「名演奏」の類に入るものに違いないです。

第48回 東京定期演奏会
2011年2月20日(日)14:00@サントリーホール

大阪フィルハーモニー交響楽団
指揮:大植英次
コンマス:長原幸太

<プログラム>
ショスタコーヴィチ/交響曲 第9番 変ホ長調 作品70
ブルックナー/交響曲 第9番 ニ短調

2日連続でブルックナーというだけでも幸せなのに今日は大フィルのブルックナー。
対向配置だが、舞台後方にコントラバスが並ぶウィーンフィルのニューイヤースタイル。

一口で感想を述べると、「やっぱり大フィルのブルックナーは別格」
朝比奈さん亡き後も、そのDNAは、まったく朝比奈さんを知らない世代でも知らず知らずのうちに受け継がれているというのか。
ウィーン人にとってのワルツと同等かと思われ。

団員もかなり若返って木管なんてクラとフルート以外見慣れない名前のほうが多いのに、いつの間にこんな大型補強をしたのだ?と言うくらいの充実振りではないか!
昨年のアルプスで復活の実感はあったけど、ちょっと高音弦が弱くなったかんじがあり、あと長年の課題でもある木管陣がもう一息というところだったのだが、今年はこの印象を全面払拭、どころか「どっから見つけてきてん、この逸材を」
妙齢女性がここまで多い1stVn、なのにぎっしりと高密度の音になっていたこと、素晴らしいファゴットソロ奏者、そしてオーボエ!!!!特にオーボエ、待ってましたよ、あなたのような演奏家を。大森さん、名前しかと覚えました。ファゴットはどなた?若いのにすっげー名演やったし。
最後まで崩れず吹ききった金管グループ、がんばりましたねぇ、あのラスト。

多くを語る必要なし。
見事でした。曲が終わった後の静寂も。
昨日の東響のフラブラ男性にみせてやりたい・・・

本当に、本当に、ありがとう!きっと大植さん、楽団員のみなさんも、やったぞという手ごたえのあったことと思いますが、本当に素晴らしかった!

それにしても今日の客層は不思議だったわ。
東京のオケの定期ではまずみない年齢層、男女比。いずれも満遍なくブレンド、そして今日目立ったのがダンディなおじさま集団。またおじさまだけでなく若い男性もやたらとイケメン率高し。
なんなんや、この客層は!
ほんまに大フィルの東京公演にきたんやろか???と友人とつっこみあってたです。
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by felice_vita | 2011-02-20 21:06 | 国内オケ

東京交響楽団第586回定期演奏会

ダブルヘッダー2つめ、かつブルックナーな週末の1日目。

クラウス・ペーター・フロールさん、「聴いたことないけど写真見る限りかっこいいおじさまだわん」と喜んでいたのですが、演奏会スタートでステージに登場されたマエストロ(し、写真とかなり違う・・・)、
どっかでデ・ジャ・ヴ。
あああああああ!!!
忘れもしない2007年2月の大フィル405回定期、大植さん降板の際に代わりにモーツァルト40番とチャイコの悲愴を振られたのがマエストロじゃないか!!!

2月19日(土)18:00@サントリーホール
東京交響楽団第586回定期演奏会
指揮:クラウス・ペーター・フロール
コンマス:グレブ・ニキティン

ハイドン:交響曲第101番 ニ長調 「時計」
ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調 WAB.105 (ノヴァーク版)

まず前半のハイドン。すっごくいいぞ。
明確、名ドライブ、遊び心のある演奏。
私のお目当てはやっぱりブルックナーなんですが、でもこれだけいいと期待も高まるってもの。

で、後半、ブルックナーの5番。
やっぱりブルックナーといえば8番、そして5番。総体としてみて完成度の高いのは8番だけど、この5番の第2楽章だけで私はいくらでも楽しめる。
そしてもうその期待に見事応えてくれた本日の演奏。
スタートの低弦のピツィカートはゆったりとらんぐさむな始まり。終わったところでどんどん加速、弦も良くなってるし木管、金管もすっごく音の伸びがよい。東響ってこんなに鳴りのよいオケだったのね。

そして2楽章。
もう、もう、展開部の弦tuttiで涙が・・・・素晴らしすぎる。
対向配置が見事に活き、この第1音で震えが。重厚だけど重すぎない、でも心のそこまで深~くしみこむあのメロディ。ここの和声進行、天才だと思う。弦にどんどん木管、金管が重なってきて。
Sehr langsam。でももっと遅くしていいからこの時間が終わって欲しくない。
3楽章スケルツォ。楽しい村の踊り、庶民の生活、明るいコラール。スピード変幻自在。
4楽章ではじめにもどって、しかも万華鏡のように次々と形をかえていく音形。

ブルックナー、金管は目だって外さなければOK、なのに今日の演奏は特にホルンが絶好調で。ホルン陣がよかった!と文句なしに満足できる日本のオケってそうそうないよな。でも今回の演奏は本当にすーっごくよかった。
手を変え品を変え、ラストまでやってきて、打ち上げ花火・大スターマインのごとく見事な音の花火で終了。
惜しむらくは最前列あたりの男性の「よくわかんないけどお疲れさん」的に発せられた明らかに早いタイミングでのブラヴォ。あんど結構な数の拍手だっ。

いやはや、大大(無限大)満足なブル5っした。
東京交響楽団、すげーよ。
そしてクラウス・ペーター・フロールさん、4年前はすみませんでした。
今日の演奏、ハイドンもブルックナーも白眉でございましたよ。めっちゃ楽しめたです。大感謝。

さ、明日は大フィル&大植さんでブル9だよ~
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by felice_vita | 2011-02-19 23:27 | 国内オケ

読売日響第500回記念定期

開演前の池辺さんと下野さんのプレトーク、公演後のアフタートーク、盛りだくさんの500回記念!
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第500回定期演奏会
2011年1月22日(土) 18:00
会場:サントリーホール
指揮:下野竜也
テノール:吉田浩之
男声合唱:新国立劇場合唱団
合唱指揮:冨平恭平
《第500回記念定期演奏会》
池辺晋一郎/多年生のプレリュード—オーケストラのために(2010年度読売日響委嘱作品、世界初演)
リスト/ファウスト交響曲

池辺さんの初演曲、現代曲ですが、聞きやすく、かといって世俗的でもなく、もう一度聴きたいと思いました。
相変わらずの駄洒落は健在。
下野さん、やっぱ話術が巧みでらっしゃいます。指揮者なのにMCできるわ、そしてプレトークの締めのあいさつは指揮者というより事務局長!

ファウストは読響らしい重厚なつくりで、ラストに向かって華々しいリスト、3楽章のテノール独唱、男声合唱、オルガンの登場になると音楽は一気に崇高さにきらめき、涙が出そうになりました。
終わった後は拍手とブラヴォーの嵐。
素晴らしい500回記念。

アフタートークがまた面白く、1時間があっという間。パネリスト(片山杜秀さん、西村朗さん、江川紹子さん、下野さん)のコメントがそれぞれ、いちいちごもっとも!という、通常は「今、オーケストラに何を求めるか」なんてテーマをもらうと、収拾付かずに終わっちゃうところが、なんか素晴らしい結論というのかそれぞれの立場からの有益な意見ばかりで、即楽団運営に活かせそうなもので、本当に面白かった!
※しかももう読響のサイトに速報がUpされてる!
http://yomikyo.or.jp/cat8/#news-topics-1017

下野さん、「珍曲担当、ゲテモノ担当といわれてますが、・・・ 未来への布石を一つ一つ打っている」という言葉は自信に満ちていて、雰囲気がなんか変わったわ。ちょっと外国人っぽい雰囲気というのかな。一歩一歩、着実に進化している人です。

これからの読響にいっそう期待しています。
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by felice_vita | 2011-01-23 00:32 | 国内オケ

1月N響A定期

4月のブロムシュテットさん以来のN響を聴きにいってきました。
(先ほど帰宅してTVつけた途端ヨルダンに1点入れられた!!!<アジア杯)

2011年1月9日(日)15:00@NHKホール
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調作品15
チャイコフスキー:交響曲「マンフレッド」作品58

指揮:ワシーリ・ペトレンコ
ピアノ:小菅優
コンマス:篠崎史紀

まずは指揮のペトレンコさん、1976年生まれ、生まれも育ちもレニングラード。この年代の生まれのロシアの王道ともいえる教育を受けられ、2010年6月にはグラインドボーンで「マクベス」デビュー。オペラもOKな指揮者なんですね。長身細身で歩く姿もかっこよいですし、N響初登場ということですが、ますます人気が出るのでは。演奏もよかったからね。真摯で明確、オケがとてもよくコントロールされているというか、コントロールを感じさせないのに演奏に明確な意思があり、パートのバランスが非常に良かった。

小菅さん、いいですわ。彼女のこの曲を公演奏したいという音楽観が(こちらも)明確で、指揮、オケとの相性がとても良かったと思う。
彼女の演奏は芯がくっきり通っているというのか、しっかりと地中に張った根があって、のびのびと青々とした枝葉がのびているかんじ。
各楽章では、オケとの掛け合い、バランスを大事に、そしてカデンツァでは本領発揮、彼女の著書にありますがまさに”情熱のカデンツァ”。
この歳で貫禄すら感じさせる、これから先がますます楽しみなピアニストです。

マンフレッド、初めて聴きました。
「名曲」「有名曲」と言う意味ではなく、チャイコフスキーらしさがてんこ盛り、これがチャイコフスキーだ、という名刺代わりの1曲かな。

それにしても今日のN響はよかったな。オケにまとまりがあり、各パートの役割が明確。
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by felice_vita | 2011-01-09 23:34 | 国内オケ

東京交響楽団  第583回 定期演奏会

夏のPMF以来のサントリーホールです。今の仕事は終わりが遅いので平日のコンサートはまず無理、週末も仕事が入るのが多いので、しかもいきなり張ったりするのでおちおち事前購入も出来ないためなかなか足を運べず。
今日午後から仕事でつくばのため、帰ってきてからそのまま帰るのももったいないと思いコンサート何かないかと探したら。なんと、ブル8じゃないか!しかも前半にショパンのPf協奏曲までつくという・・・普通ブル8だったらこの曲だけで終わりなのに。

東京交響楽団
第583回 定期演奏会
《ショパン生誕200年》
ショパン:ピアノ協奏曲 第2番 へ短調 作品21
ブルックナー:交響曲 第8番 ハ短調 WAB.108 <ノヴァーク版 第2稿>

指揮:ユベール・スダーン
ピアノ:ダン・タイ・ソン
コンマス:グレブ・ニキティン(第一コンマス)

東響聴くのは初めてです。きっちりと演奏する、しかもヴァイオリンがシックでスタイリッシュというのか、しっかり滑らかに鳴るんですねぇ、ここって。
ユベール・スダーンさん、戦後の生まれなんですね。なんとなく外国人の招聘監督ってすごくご高齢なイメージがあったので、指揮みてても若い(といっても64だけど)。

ショパンは、ダン・タイ・ソン氏、すっきりとしたショパン。
これだけかよって。
私の本命は後半のブルなもんで。。。
(ブルファンが本日も集ったことと思われます。私は朝受け付け開始時に電話予約したんですが、会場についたらもう当日券は売り切れ。リターンチケットを順番待ちでした)

で、ブル8、やっぱこの曲は神がかりですよ。どこをとっても美しい。
弦も美しいが、4楽章の金管隊はお見事だった~~~
この曲は生で聴かないと。(CDだと2枚組でせっかくの音楽にどっぷり浸っってんのが現実にもどってしまって興ざめ)
私が電話予約で購入できたのは、2階席後ろだけだったのですが、サントリーホールの隅から隅まで、ブルックナーの宇宙空間。
スダーンさんのインタビューがプログラムにも載っておりましたが、この曲はやっぱりカトリックと切っても切れない。コメントに説得力を持たせる演奏でした。

開演は18時、終わったのは20時20分。
19時はじまりでブル1曲やるのとほぼ同じ。
おつかれさまでございます。

来年3月、シャイー&ゲヴァントハウス管来日でブル8やるのね。このコンビ、去年のマーラー巨人、最高だったので行きたいんだけど2日間公演の初日、金曜日がブル。残念無念。
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by felice_vita | 2010-11-27 22:49 | 国内オケ

大阪クラシック、行きたい

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大阪クラシック

友人が送ってくれました。パンフ,贅沢になってますね〜 御堂筋にあふれる音楽、聴きに行きたいです。4夜連続シンフォニーホール公演が最も気になるんですが平日夜は… 土日でスケジュール合えば久しぶりに大阪行き決行です。スイソテルとかリーガロイヤルとか、ホテルロビーがあるのがじっくりこれだけ聴いておこうというのには適してそうです。(残念ながらこれも平日のみ)
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by felice_vita | 2010-07-17 18:45 | 国内オケ

ちょうふ音楽祭2010 山本貴志クンのショパンPf協奏曲

ちょうふ音楽祭2010
運命、ショパン、そしてみんなのマイスタージンガー
2010年6月27日(日)14:00@調布市グリーンホール大ホール
指揮:本名 徹次
ピアノ:山本 貴志
管弦楽:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調 作品11
 ♪アンコールPf:ショパン ワルツ第7番 嬰ハ短調
ワーグナー:楽劇<ニュルンベルクのマイスタージンガー>第1幕への前奏曲
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 作品67「運命」
 ♪アンコール:グリーグ ホルベルク組曲より「前奏曲」

山本貴志クン、2006年の大阪シンf0041305_20583641.jpgフォニーホールでのデビューリサイタル以来です。
27歳になってもあどけなさの残る風貌なのに、いざ音楽が始まりピアノに向かうと一転、なんとドラマティックなピアニストなこと!
第1楽章、物悲しくも純粋で音の粒の美しさが目立ちます。それが音楽が進むにつれ激情、これでもか、これでもかと熱く燃え滾る感情をそのままぶつけてきて、今回は市民向け音楽祭ということもあり5歳以上は入場可なのですがこんな演奏は16歳未満は聴いちゃいかん!という気分になるくらい。うひゃひゃ、と顔がほてるくらいストレートな感情吐露です。この演奏と素のギャップも彼の魅力と言えましょうか。
第2楽章は達観と昔を懐かしむような、ラ・トラヴィアータの”パリを離れて”を思い浮かべてしまいます。
そして第3楽章、キラキラとはじけるような躍動感、踊り系ならラストに向かって観客の拍手が鳴り止まぬどころかそれに拍車がかかって大喝采とともに終わる、というようなところでしょうか。
いやはや、参りました、脱帽です。
なのになのに、演奏終わるとすくっと立ち上がって折り目正しく指揮者とコンマスに感謝の意を表し、客席に向かっては角度120度のお辞儀、笑顔ですたすたと袖に向かっていくという・・・
ピアノを引き始める前、そして曲間は白いハンカチで手を拭いたり鍵盤を拭いたり、パヴァロッティのごとく白いハンカチとの組み合わせが印象的な山本クンですが、このギャップ。母性本能をくすぐりまくりです。
2ヶ月ほど前には女性向けファッション雑誌でもショパン弾きとして紹介されているのを読んだ記憶があり、知る日とぞ知る、なピアニストなのでしょうが、ほんと、これからますます楽しみです。
園芸上手な人を「緑の指を持つ人」などといいますが、彼はショパンの指を持つピアニスト、ですね。

東京シティフィル、良い演奏でした。運命、熱い演奏でずしん、と効きました。

すっかりはまってしまったコージーコーナーのW杯記念デザート、ショパンつながりでフランス・ブラマンジェ。
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by felice_vita | 2010-06-27 20:42 | 国内オケ

ブロムシュテット&N響4月B定期@サントリー

なぜかサントリーホールに行く日は雨と寒さがやってくる・・・

楽しみに待ってたブロムシュテットさん&N響のブルックナー。
なんとも軽快、はつらつ、ネアカでぴちぴちしたブルックナーNr5でございましたよ。でもしっかり手綱引っ張ってコントロールされた演奏で好感が持てました。生命の息吹!

2010年4月21日(水)19:00~@ サントリーホール
NHK交響楽団
第1672回定期公演 Bプログラム

指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット
コンマス:篠崎史紀

ブルックナー: 交響曲 第5番 変ロ長調(ノヴァーク版)

ブロムシュテットさん、もちろん暗譜、楽章間も落ち着いたもので姿勢正しく手は両脇、場内のざわつきがおさまるためにこの間をとっているかのよう。
2楽章、美しすぎる。泣けました。
特にテンポを落とすとか、泣きを要求するでもなく、どちらかといえば淡々と刻まれる音楽なのに、なんでしょうね、この切なさ。昨年のチェコフィルのブル8の3楽章も美しいことこの上ないものでしたが、今回のこの2楽章もそれに匹敵する美しさ。神々しいというのか、清廉というのか。

本日の殊勲はコントラバスとチェロ。気合入りまくってましたよ~ 4楽章の藤森さんなんて阿修羅のようでした。
おそらく国内においては、プロオケを目指す方がここに就職できれば万々歳の最高峰であるN響だと思うのですが、そのN響をしても、金管にはなかなかこれといった人が見つからないもんなのでしょうか。パート全員のときはさほど目立たないのですが、お一人様で弦アンサンブルに切り込むと否応なしに目立ってしまうんですよね、その不安定というか不安さが。未完熟、というのか。なので今回はもう心の中でブロムシュテットさんの指揮にあわせて自分なりに「ここはこう響いているのよ~」と言い聞かせながら聴いてました。

全体としては、私的には可もなく、不可もなく、ひたすらブロムシュテットさんの指揮に集中。
というのが、弦、木管、金管の音質が異なるように感じられ、トータルとしてとらえた場合にちょっと違和感が。
ヴァイオリンは完熟ジューシー・カリフォルニアオレンジ、金管は未完熟でまだまだ固く青いバナナ、コントラバスとチェロはいい感じに経年したワイン畑のぶどうの木、木管はなんだろ、店頭に並んだばかりのとよのか、みたいな。(因みにティムパニは日陰の、、、うーん、あまりにも存在感が薄い)
確かにこの5番、かなり爽な曲ですが、自分の好みとしてはもうちょっと重めのものが好きです。
なんかヨーロッパというより陽光きらめくカリフォルニアっぽいな、と思ったところで、そうでした、ブロムシュテットさんサンフランシスコも長いのだった、となるとN響のブルックナーは西海岸サウンドに近くこっち側の演奏だったのかな。

これまで行ったブルックナーのコンサートは、ほとんど音楽が終わってから、指揮者が手を下ろしてからもかなりの静寂の後に拍手、というパターンだったのですが、今回のものは音楽終わって一呼吸置いてすぐ拍手とブラヴォー。でもそのノリもありかな、と思わせる大団円の溌剌演奏でした。

ブロムシュテットさん、まだまだいけそうなのにやっぱりN響定期はこれが最後?
コントラバス以外がはけたところで再登場、満場の暖かい拍手にまだまだお元気な姿で明るく答えていらっしゃいました。(本当にまだまだ若い!袖に引っ込まれるときだって足取りは颯爽とされてますもん)

そうそう、19時開演で私は15分ほど前に到着したのですが、ホール入り口横チケット売り場に人だかり。
「チケット、求む!」の人たちでした。みなさん、入れたのかしらん? 休憩なしの一本勝負の演目、結構来られない人もいるみたいでちょこちょこ空席もあったのですが。。。
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by felice_vita | 2010-04-22 22:32 | 国内オケ