カテゴリ:海外オケ( 55 )

FMの友

8月に入り仕事も落ち着き、飲み会Day以外はほぼ定時退社、7時半には自宅につけるように。
今週はNHK-FMのベルリンフィル特集。
月曜日は小澤さんの素晴らしいブルックナーNr1、昨日はランランのメンデルスゾーン終わったところで電話がかかり、気がつけば「明日はグスターボ・デュダメル指揮・・・」のアナウンス。
で、今日、デュダメルです。ストラヴィンスキーのヴァイオリン協奏曲のラスト数十秒に帰宅し、最後の曲、しかもプロコの5番に間に合った!
音符の一粒一粒に熱波がこもったような演奏。スターウォーズ的というかジェットコースター的というか。音符の一粒一粒に熱波がこもったような演奏。スターウォーズ的というかジェットコースター的というか、そう、一言表すなら「劇画的」。
でも好みでいうとラザレフ&日フィルに軍配。5番はやっぱりプロコフィエフ・ツィクルスのラストに持ってくるのかな。

ところでランランもデュダメルもドイツでの人気ってすごい!
二人とも、「彼が弾いている」「指揮している」というのがわかる、強烈な個性の持ち主。
ランランは今年のBPOジルベスターにも登場。
ベルリンという街にあうんだよな、ランランもデュダメルも。

ドイツ・ベルリンというとまもなく世界陸上@ベルリンがはじまります!
大阪大会であらためて素朴な陸上の面白さに目覚めてしまった私、一等好きなのは槍投げです。原始の時代から人間ってこうやって生きてきたんだろうな~。あと走り高跳び、100M。装置などに左右されない、人間の持つ力そのものが試される世界が好きです。
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by felice_vita | 2009-08-12 21:12 | 海外オケ

PMFオーケストラ 2009 東京公演

20周年のPMF、節目にふさわしい素晴らしい演奏会。しかもこれまで聴いたマラ5でもトップクラスの名演奏。

2009年7月29日(水)19:00~ @サントリーホール
PMFオーケストラ 東京公演
指揮:マイケル・ティルソン・トーマス(MTT)

ティルソン・トーマス:シンフォニック・ブラスのためのストリート・ソング
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調

昨年はステージマナーの段階でひいてしまったところがあったのですが、今年のメンバーは真面目で勉強熱心です。前半が終わり休憩で椅子の配置が終わるなり殆どのメンバーが舞台に登場し、楽譜を熱心に見つめたり、何度もさらったり、隣の奏者と音楽的な(らしい)確認をしたり。誰一人不真面目な顔を見せるメンバーがいない。この時点でかなり好印象。
エレガントなマエストロMTT。ダン・ブラウンの『天使と悪魔』『ダヴィンチ・コード』のラングトン教授は私の中では彼こそぴったりはまり役。ロマンスグレーで哲学者風の風貌にメロメロ。話す声もまた素晴らしいですからねぇ、もう。

音楽の話に戻して・・・
すべて綿密に構築され彼の頭の中ですっかり出来上がったマーラーの5番という音の構築物を、そのとおり表現するバトン、そしてそれをきっちりそのまま正確に表現するオケ。どのような音楽を作り出すのか、という共通理解がしっかりできており、指揮を見ているだけで、ほしい音がわかります。
リハーサル、どれくらいされたのか分かりませんが、指揮者の意図が完璧に反映されるオケの反応のよさったら。次はどうする、ではなくしっかり全体像が彼らの頭の中にあり、数小節先まで見通したような演奏というのか、まるで身体が勝手に覚えている、というのか。

シンフォニックブラスのための~は、チケット購入時にはまだ決まってなかった曲目でしたが、今年は金管陣が豊作で、それでこの曲になったのでしょうか。
15分間のこの曲、70分とされているマラ5の前にはちょうど良い長さです。アメリカはやはりブラスの国だなぁ、とこの曲を聴きながら思いました。市民のためのファンファーレ、オリンピックファンファーレ(っていうのか?J・ウィリアムスがLA五輪の時に披露した曲って)、etc。

後半のマラ5の話。
マラ5ってやっぱり名曲なんだな。(アダージェットだけじゃないのね。)出だしのトランペット、完璧。彼女(女性なのだよ「)の演奏、音を外さず吹けるかというレベルではもはやなく、輝きのある音色、歌心のある旋律の節回しは、オペラ歌手でいうところのパヴァロッティの太陽の声とドミンゴの解釈の深さを兼ね揃えたスピント系超特級の奏者です。早々に名門オケに就職できそうだ。
今回は特に金管陣が群を抜いて素晴らしく、後方の彼らの座する一体は黄金地帯と言えましょう。
そうそう、オケの配置は下手に第1ヴァイオリン、上手に第2、反時計回りにヴィオラ、チェロ、そしてヴァイオリンとチェロの後方がコントラバス。弦の後ろは通常通り、木管、そして金管、打楽器が後ろに連なっておりましたが、この配置の効果がまたドンピシャ。見事なサラウンド効果と鉄壁の金管陣の美音を余すことなくホール一体に響き渡らせるにぴったりでした。シンバルもよかったな。
指揮者の役目って大きいわ。MTTすごすぎ。
先日の東フィルとはえらい違いだよ、打楽器に管楽器。
だけどそれをいうなら2月の大フィル定期マラ5は悪い夢だった・・・ 大阪公演ではしり上がりに調子を上げたようだけどあの東京公演、大フィルファンの私ですらどう考えてもいただけない。時間ばかりが気になっていたのに比べ、今日は約75分間の演奏がなんと早く感じたことか。
2月の悪夢を払拭してくれる、会心の演奏でした。

音楽が終わった途端間髪いれずに轟音のような拍手の嵐。大興奮の渦、渦、渦。
一等はじめにMTTが起立させ握手を求めたのがトランペット、なんと女性じゃないか!そして次々紹介されるメンバーにまた嵐のような拍手。冗談じゃなく地鳴りがしてた。
複数回のカーテンコールも終わりお開き、も、出せるものすべて出し切り達成感いっぱい手応え十分のメンバー、互いに握手したり、抱き合ったり。栄光をたたえあう面々。まるでドラマのワンシーン。
舞台上からすべての奏者が消えた後も拍手は続く。それに応えてブルーの上衣に着替えられたMTTが登場。
ブラヴォー、マエストロ!素晴らしい音楽をありがとう!
今日はみんな興奮のあまり眠れないんじゃないだろうか。
(私も眠れないが)

いやはや、素晴らしい演奏会でした。ほんと、近年稀に見る名演奏。

ただ、残念だったのが今年からメンバー表の配布がなくなったこと。あの奏者は誰??というのが分からない。パンフを購入しようと売り場に並ぶも、「本日のプログラムではなく、20周年を記念したものです」「今日のメンバー、載ってないの?」「本日のメンバーは載っておりません」。(でも本当に載ってなかったのか・・・?) この物販嬢、忙しいのは分かるが販売している中身ぐらい知っておくべきだろ。しかもどこぞの国の店員のように木で鼻をくくったような返答、愛想の無さ。忙しさのあまり逆切れしたんだろうけど。「私は物販担当なので、その辺にいる主催者に聞いてください」とか、中身を見せてと頼んだ女性にはぱらぱらと捲って見せるのみ、女性は「そんな距離では中身分からないわ(もう結構)」とご立腹の様子で立ち去るの図。
あぁ求む本日のメンバー表。

今日のコンサートでしばらく音楽は夏休み。上半期の締め括りにこれ以上ないコンサートでした。
後半戦はサイトウキネンでスタート、9月はスカラ、10月はラザレフのプロコ、11月はリヨンにチェコ、末からゲルギー、そして今年も1年が終わっていくのね・・・
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by felice_vita | 2009-07-29 23:26 | 海外オケ

不景気の影響?

ゲルギエフ&マリインスキー管弦楽団の4日間公演、通しチケット無事ゲット。
電話は30分でつながった。ネットに比べやっぱり疲れる・・・
さっそくぴあで発券し帰宅。(電話予約って手数料かからないのね。だから電話の方選ぶ人多いのかな。)
NHK音楽祭含めゲルギエフとの5日間、今から楽しみ!
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(日本公演の宣伝写真っていつも熊的ゲルギーだな・・・)
で帰ってきてネットで単回公演みると、末席以外すべて空席ありじゃないか。
ただ、11月29日のチャイコだけは売り切れ。でもって電話で席を選んでたときも「このブロック売り切れました」と。私の本命はショスタコだったので12月の座席をさきに押さえてからチャイコに戻ったところ無事RB復活。座席選ぶのってタイミングが難しい。
でもチャイコが先に売り切れるのか~~~。私は絶対にショスタコが一番人気だと思ってたんだが、対外的にはやっぱりメジャーなところから売り切れるんだな。それともユンディ・リのファンが多いのか?
札幌はチャイコ5番もやるんだ・・・ 

このところの来日名門オケ、空席が目立つな、という印象があったが、やっぱり不景気の影響?
サイトウキネンも小澤オペラ塾も、NHK音楽祭もまだ空席あるし。ウィーンフィルですら日にちによっては空席が・・・
チケットとりやすくっていいんだけど、これだったら発売初日からあせってとるまでもないのかとも。

でもこうも空席が目立つようになると、そのうちjapanパッシングもありうるかも。
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by felice_vita | 2009-05-31 12:20 | 海外オケ

第8回ストラディヴァリウス サミット・コンサート2009 Bプロ

ウルトラ・スーパー・弦楽アンサンブル集団!2009年で一番のコンサート!

2009年5月25日(月)19:00@サントリーホール
ストラディヴァリウス サミット・コンサート2009

演奏:ベルリン・フィルハーモニック・ストラディヴァリ・ソロイスツ
プログラムB
モーツァルト:ディヴェルメント ヘ長調KV138
スーク:管弦楽のためのセレナーデ 変ホ長調 作品6
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」より「四季」
<アンコール>
グリーグ:ホルベルク組曲より第1楽章
チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ
チャイコフスキー:弦楽セレナーデより第2楽章 ワルツ

<ヴァイオリン>トーマス・ティム(BPO,2ndVn,第1首席)、ゾルタン・アルマジ(BPO)、
リューディガー・リーバーマン(BPO)、スタンリー・ドッズ(BPO)、セバスティアン・ヘーシュ(BPO)、
ベルンハルト・ハルトーク(元BPO、現DSO第1コンマス)、アレクサンダー・イヴィッチ(BPO)
<ヴィオラ>マシュー・ハンター(BPO)、ヴァルター・キュッスナー(BPO)、
<チェロ>ルートヴィヒ・クヴァント(BPO、第1ソリスト)、クヌート・ウェーバー(BPO)
<コントラバス>ヤンネ・サクサラ(BPO、第1ソリスト)

ディヴェルメントでは温かみの溢れる、芳しい音色。
スークでは昔語りを暖炉の傍できくような落ち着きと安心感。
そしてそして。
ヴィヴァルディでは、もう・・・ 一線を越えてしまった音楽!
超クラシック。
スリリングでエロいのだ。
季節ごとにソリストが替わり、これでもか、これでもか、と攻めまくる。
楽器はすでに身体の一部、その技術をして観客を泣かせる0.1歩手前で引きとめて泣かせてくれない。
聴き手を音楽にゆったり身を任せさせるのではなく、ナマの演奏の場にいることを意識させながら拷問的にf踏み絵のようにスコアに目を向けさせる。
こんなん、ありなのか!?!?
恍惚のThe Four Seasons。
銘器ストラディヴァリウスを手にしたヴィルトオーゾ集団の演奏は神がかりというよりも魔王的。
もう、どうにでもして~というかんじ。

やばいよ、こんなん聴いちゃったら。
これからクラシックをどう聴いたらよいのだろう・・・

プログラム終わったところで20:50.そこからアンコールで終わったら21:15.
出し惜しみなし。

幕間もそうだったが終演後も、まるで集団ヒステリーにかかったかのように公演プログラム(2000円也)とCDが売れまくっていたのだった。
興奮の一夜。
すごいもんです。
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by felice_vita | 2009-05-25 23:12 | 海外オケ

晩秋のゲルギー&マリインスキー4日間公演

ついに発表。
ジャパン・アーツのサブタイトル”激震の4日間”には私の個人的期待も同意。
スケジュール的には週末2日間と仕事も谷間時期の平日2日、でクリア。
ショスタコはマスト。ラストのストラヴィンスキーもシメで聴きたし、、、だったら初日のムソルグスキーもだしゲルギーでチャイコ4番も。。。通しチケットでいくか?でも会員じゃないので一般発売の電話でしか買えないってつらい。
よく考えるとNHK音楽祭のゲルギー日が11/30だからもし通しで行くとしたら5日間連続になるな・・・

[日時]
2009年11月28日(土) 19時開演 サントリーホール
2009年11月29日(日) 14時開演 サントリーホール
2009年12月1日(火) 19時開演 サントリーホール
2009年12月2日(水) 19時開演 サントリーホール

[出演]
ワレリー・ゲルギエフ Valery Gergiev (指揮/General Director and Principal Conductor)
ミハイル・ペトレンコ Mikhail Petrenko (バス/Bass) <11/28>
ユンディ・リ [李雲迪] Yundi Li (ピアノ/Piano) <11/29>
アレクサンドル・トラーゼ Alexander Toradze (ピアノ/Piano) <12/2>
マリインスキー歌劇場管弦楽団 The Mariinsky Orchestra

オール・ロシアン・プログラム!

11月28日(土) 19時開演
≪ムソルグスキー MUSSORGSKY (1839-1881)≫
歌劇「ホヴァーンシチナ」序曲 Overture to opera “KHOVANSHCHINA”
交響詩「はげ山の一夜」 “A NIGHT ON BALD MOUNTAIN” Symphonic Poem
歌曲「死の歌と踊り」 Songs and Dances of Death
[バス:ミハイル・ペトレンコ Mikhail Petrenko, Bass]
組曲「展覧会の絵」 (ラヴェル編) “PICTURES AT AN EXHIBITION” Suite (arr. Ravel)

11月29日(日) 14時開演 
≪チャイコフスキー TCHAIKOVSKY (1840-1893)≫
序曲「1812年」 “THE YEAR 1812” Overture Op.49
ピアノ協奏曲第1番 Piano Concerto No.1 in b flat minor op.23
[ピアノ:ユンディ・リ(李雲迪) Yundi Li, Piano]
交響曲第4番 Symphony No.4 in f minor op.36

12月1日(火) 19時開演
≪ショスタコーヴィチ SHOSTAKOVICH (1906-1975)≫
歌劇「鼻」より Several pieces from opera “THE NOSE”
交響曲第1番 Symphony No.1 in f minor op.10
歌劇「ムツェンスク郡のマクベス夫人」より Several pieces from opera “Lady Macbeth of the Mtsensk District”
交響曲第10番 Symphony No.10 in e minor op.93

12月2日(水) 19時開演
≪ストラヴィンスキー STRAVINSKY (1882-1971)≫
バレエ音楽「カルタ遊び」 “A Card Game” Ballet Music
ピアノと管弦楽のためのカプリッチョ Capriccio for Piano and Orchestra
[ピアノ:アレクサンドル・トラーゼ Alexander Toradze, Piano ]
バレエ音楽「春の祭典」 “THE RITE OF SPRING” Ballet Music

[料金]
S\20,000 A\17,000 B\13,000 C\10,000 D\7,000

≪11/29(日)≫→ユンディ・リ代?
S\22,000 A\19,000 B\15,000 C\12,000 D\9,000

このところの来日オケを考えると適正価格。
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by felice_vita | 2009-05-17 09:43 | 海外オケ

5月は恐い・・・

秋シーズンの来日オケの発売日が軒並み重なる5月。
スカラ座で打ち止めのはずが、バイエルン、ゲヴァントハウス、そして11月末からのゲルギエフ様の来日週間。
マジでやばいっす。

Deutsche Oper Berlin掲載のマリインスキープロ振るゲルギー(@マリインスキー劇場。お気に入りの一枚(笑))
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ほんまは白夜の星国際芸術祭行くつもりで年明けから探ってたんだが、ロシアでの単独旅行の難しさ、このシーズンの目をむくようなホテルの価格設定(1泊7万ってあんた・・・)にあえなく断念。公演チケット自体はめちゃくちゃリーズナブルなのに悔しい限り。

4月22日に発売になったばかりのガランチャ&ネトレプコでのカプレーティとモンテッキのCD、現物ジャケット見ただけで心臓バクバク。

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ガランチャ、かっこよすぎる!!! ネトレプコになりたひ・・・と思ってしまった。(ネトレプコが心なしか藤原紀香に見える) ティートの慈悲にしろ、ばら騎士にしろ、彼女がズボン役やるとはまりすぎて恐い。
この2人はお互い美貌に美声、演技力も兼ね備えたスーパースター。
人心を惑わすネトレプコ、どんな淀んだ空気も切り裂いて届くガランチャの声。最強だな。
ガランチャの初来日は2003年新国立、ホフマン物語だったのか。今度のチェネレントラ、カサロヴァではなく彼女で見たかった。METではすでにこの役でデビューしてるしさ。とはいえ、もうどっかの引越しくらいでしか来てくれないだろうなぁ。
このライブ録音はウィーン交響楽団だが、ついこの間はロンドンのロイヤルでネトレプコ相手に(途中降板で中村恵理さんが代打!)上演されてたそうな。
嗚呼、ガランチャのロメオが見たい・・・9月頭、ベルリン行きますかい!?
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by felice_vita | 2009-04-26 21:03 | 海外オケ

ウィーン・グランド・コンサート@オーチャード

トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン
~ウィーン国立歌劇場、ウィーン・フィルのメンバーとその仲間たち~
2009年4月4日(土)Bunkamuraオーチャードホール 

6時開演の予定が15分経過しても開演せず。場内がざわざわしはじめたところで、芸術監督のペーター・シュミードルさんが登場、メゾ・ソプラノのクラスティーヴァさんの喉の調子が悪く、30分ほど前に医師の治療を受け何とか出演に向けて調子を整えていること、そのため一部プログラムを変更してすすめること、のアナウンス。
これが大当たり!別のプログラムで演奏が予定されている曲の一部楽章が演奏されることとなり、4月12日のウィーン・プレミアム・コンサートのチケットが取れなかった私にはうれしい誤算となりました。
VPOの各人の能力の高さを改めて再認識したコンサートでした。

第1部
演奏=トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン
第2部
指揮:尾高忠明
演奏=トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン&名古屋フィルハーモニー交響楽団

♪プログラム
第1部
「トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン」のための前奏曲
 『イントラーダ』
ヴェルディ:歌劇『マクベス』より”空が急にかげったように” バス:アイン・アンガー
*ウェーバー:クラリネット協奏曲 第2番 変ホ長調Op.74より第2楽章 Cl:ペーター・シュミードル
ヴェルディ:『ドン・カルロ』より”ひとり寂しく眠ろう”Bs
*メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64より第1楽章 Vn:フォルクハルト・シュトイデ
チャイコフスキー:『エフゲニー・オネーギン』より”誰でも一度は恋をして”Bs
ビゼー:歌劇『カルメン』より 第3幕への間奏曲
ビゼー:歌劇『カルメン』より ハバネラ”恋は野の鳥” Ms:ナディア・クラスティーヴァ
ヴェルディ:歌劇『シモン・ボッカネグラ』より”悲しい胸の思いは”
*ビゼー:歌劇『カルメン』より ”セギディーリャ”(特別に追加)
☆*がプログラム変更後演奏されたもの。もしクラスティーヴァさんが最後まで歌えなかった場合は、これにハイドンのトランペット協奏曲の第1楽章が演奏される予定でしたが無事ご登場。アリア2曲に代わり一部楽章とはいえ協奏曲が加わったことでかなり長時間彼らの演奏を聴くことができ至福のときでした。

第2部
R・シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」Op.30
R・シュトラウス:楽劇『サロメ』より”7つのヴェールの踊り”

第1部だけで十分。
バスのアンガーさん、地の底からわいてくるような低く、そしてホール中の空気をびりびりと振動させるコクのある美声です。1曲歌うごとに調子があがり、特に2曲目のドン・カルロはオケがムードたっぷりの演奏、チェロソロのフリードリヒ・ドレシャルさんのフィリッポ2世の悲哀をこれでもかと盛り上げる旋律の歌い上げにアンガーさんのすっかり役に入りきった姿、声が、衣装を着けていなくても、そして周りにセットがなくてもドン・カルロの世界を十二分に表現していました。この時点でかなり会場はホットに。

そして、当初Msのスペードの女王が続く予定だったところプログラム変更となったメンコン!!!
シュトイデさん、何者!!!??? すごすぎます!こんな人がコンマスでいいのか!?VPOだからいいんだろうけど。言葉で表現できない、うっとりするしかない、文句のつけようの無い演奏。
もうこの演奏はちょっとした事件ですよ! VPO、恐るべし。シュトイデさんのソロはもちろんですが、オケもまたお互いを知り尽くした阿吽の呼吸で、指揮者なしにこの演奏。場内が騒然となったと言っても過言ではない、すごすぎる演奏でした。

次に再び登場したアンガーさん、そして続く演奏、メンコンから一気にボルテージ上がった感じ。負けてられない!とプロ魂を煽られたというか。でもってMsのクラスティーヴァさんも真っ赤なドレスで無事登場、カルメンを色気たっぷりに聞かせてくれました。クラスティーヴァさん、アルトに近いメゾで、このところどちらかというとソプラノ寄りの多いメゾ業界にあっては貴重なメゾソプラノ歌手でしょう。カルメンなんて、ほんとぴったりです。バルツァを継ぐカルメン歌いは彼女かも。

後半はね。
なかったことでいいんです、もう。
演奏に破綻があったわけではないんだけど、せっかく新鮮な素材を手に入れたのに、お醤油かけすぎ、ないしすべてクリームソースで、素材を分からなくしたお料理みたいな。。。
音楽全体が散漫というのかな、どのパートも鳴らしすぎで音楽の輪郭が見えない。
やっぱりR・シュトラウスは一筋縄ではいかないのか。
本当はツァラトゥストラで退場しようかと思ったけど、7つのヴェールは誰がやってもそんなに外れることはないだろうと最後までいましたけど、Hummm、あったかもしれないアンコールも飛ばして、音楽終わるなり退席、家路に着いたのでした。
シュトイデさんのメンコンを胸に、よい夢見たいです。

もらったチラシに9月に来日のメータ&VPOのチラシが入ってました。
サントリーホール以外は、川崎、福岡、兵庫芸文(げげっ、最悪。音響少しは改善されたんかな。なんでシンフォニーでないのか!(怒))。
あと、サイトウキネンのチラシも。
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by felice_vita | 2009-04-04 22:34 | 海外オケ

おわびのメール

ウィーンフィルのニューイヤーコン、メール誤送のおわびメールが届きました。

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CORRECTION - DRAWING NEW YEAR´S CONCERT 2010
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This e-mail has been generated automatically.
Please do not respond to this message.
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Dear *******,

Due to a system error, you mistakenly received an e-mail message regarding the outcome of the drawing for tickets for the Vienna Philharmonic New Year's Concert 2010, although you did not participate in this year's drawing.

We kindly ask you to disregard the incorrect message and please excuse this mistake.

Sincerely,

Vienna Philharmonic

これ、厳しく見ると、過去データを破棄してなかったってことで、問題にされるんじゃなかろうか・・・
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by felice_vita | 2009-04-02 23:28 | 海外オケ

謎の2010ウィーンフィル ニューイヤーコンサート

不思議なこともあるものよ。
今年は応募していないウィーンフィルニューイヤーコンサートの抽選結果(落選)が届いた。
昨年のエントリの際のメルアドが残っていたんだろうか・・・
当選してたらすごいけど。

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RESULTS OF THE DRAWING / NEW YEAR´S CONCERT 2010
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This e-mail has been generated automatically.
Please do not respond to this message.
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Dear ******,

The annual drawing for tickets to the end of year concerts of the Vienna Philharmonic has now been completed, and we regret to inform you that your application was not among those selected. We are thus unable to offer you any tickets for the New Year's Concert on January 1, 2010.

We thank you for your interest and hope that you will participate in the next drawing for tickets to the end of year concerts 2010/2011, which will begin on January 2, 2010 at www.viennaphilharmonic.com.

We would like to take the opportunity to inform you of our new E-shop which is operated in partnership with Gramola Winter & Co, Austria's oldest record store. This shop can be reached over the website of the Vienna Philharmonic (www.viennaphilharmonic.com) or directly at https://shop.wienerphilharmoniker.at/en/magazin/welcome2 - Here you can order a wide variety of CD and DVD recordings of our orchestra. We would be happy to have you stop by!

With best wishes we remain

Your,

Vienna Philharmonic
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by felice_vita | 2009-03-30 20:15 | 海外オケ

ベルリンフィルのデジタルコンサートホール 

Berliner Philharmoniker Digital Concert Hall
2009年1月11日(日)PM4時(CET)(日本時間は夜中の12時)スタートです。

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まずはホームページのデジタルコンサートホールにアクセス、ストリーミングの環境チェックをし、ログイン→サインアップ、登録確認メールが送られてくるのでそこにアクセスして完了です。

11日はメータ指揮、ペライアのピアノによるベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番です。

ぜひみんなで楽しみましょう!

※私、11日が初日かと思っていたら6日から始まってたのですね。6日のBPOメール、読み飛ばしていました・・・
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by felice_vita | 2009-01-09 23:45 | 海外オケ