カテゴリ:ソロ、リサイタル( 35 )

性格が声をつくる?

音大1回生のたまごさんからプロの歌い手さんまで幅広く参加のサロンコンサートに行ってきました。
1回生だと本当にまだまだ笑っちゃうくらい声ができていませんし立ち姿もぎこちないですが、それが2回、3回生と1年違うだけでまったく違います。
今回のコンサートはおなじ門下の方なのでなんとなく声の持つ雰囲気が似ています。でも歌声には性格が出るとか。おっとりしている人はおっとりした声、優しい性格の人は歌声も優しい。
”この先生につきたい”と同門に下る時点で性向が似ている人たちが集まるのかもしれませんね。
今日は聴く方もどきどき、本当に彼が歌い手になるの?だった1回生の彼も来年は驚くほど成長しているのかな。それにしても最近の歌い手さんはビジュアル系多しですね。
現在歌で生活している方はさすが別格でした。10畳ほどのサロンですが、持っていたカバンから見につけていたネックレスにまで、びりびりと声の響きが伝わってきました。
こういう気軽なコンサートもよいものです。
でも、そろそろ本物の文句なしのプロの「これでもか!」という演奏が聴きたい・・・完全に禁断症状が出ています。
[PR]
by felice_vita | 2006-09-24 18:57 | ソロ、リサイタル

夏の夜のピアノ

今夜は東京の大学のピアノ科に通う友人の息子さんが夏休みで帰省しており、ピアノを聴かせてもらいに行ってきました。
ラフマニノフの前奏曲、リストのカンパネラ、そして喜びの島。いずれも私の大好きな曲ばかりです。ラフマニノフなんて滅多に生で聴く機会がない中、まだ勉強中とはいいながら素晴らしくロマンティック・ロシア!炸裂な音楽を作り出していました。
私にはラフマニノフの曲は厳格で抑制された感情がひとたび爆発すると、あぁこんな感情が秘められていたのか!とノックアウトされるような、告白の音・ことばにきこえます。
いかにもロシア、スラブな無骨さに秘められたロマンティシズム。たまりません。
そして喜びの島は私が最も好きなピアノ曲。
こちらは喜びが四方八方に飛び散り、聴く側が沈んでいようと気持ちを一気に高揚させ昇華させる魔力があります。私のストレスも一発解消です。
将来がとても楽しみです♪
[PR]
by felice_vita | 2006-08-17 21:44 | ソロ、リサイタル

音楽のまち

私が所属している合唱団は宝塚合唱連盟に加盟しており、今日は宝塚ベガ・ホールで連盟の合唱交歓会が開催された。今年で40回目、第1回目は1967年開催。
宝塚市は人口22万人にもかかわらず、連盟加盟団体だけで20弱もある。これに非加盟をあわせると恐らく倍くらいになる。さすが歌劇のまち、宝塚である。
ベガホールも300名ほどのキャパだが大変美しいホールで音響もすばらしい。舞台上には大きなパイプオルガンが配置され、上方にはステンドグラス。
何度かきているのに今日はじめて気がついたのが、正面入り口横にあるヨハン・シュトラウス像。ウィーンにあるそれのレプリカだそう。聞けば宝塚市とウィーン9区が姉妹都市縁組をしているらしい。
いろいろなものが東京にいってしまう中、宝塚のブランド力は健在。それを市も市民もよくわかっているのだろう、文化・教養に対する高い需要と供給のバランスもマッチし、さらにそれに付随する食や産業も一緒に発展しているよう。
この宝塚市、そして芦屋市、神戸市、、、その他の市町村も特色豊かな兵庫県は日本版連邦州といったかんじ、そして大阪が東京への対抗心が強いのに比べそんなものどこふく風、といった自分のまちへの愛着と誇りを持つ。もちろん大阪の人間も愛着は十分だが、どこか違うんだな。そういう私は現在大阪府民。
[PR]
by felice_vita | 2006-07-23 22:06 | ソロ、リサイタル

偉大な芸術家への追想@大阪倶楽部

ピアノ三重奏曲を楽しんだ金曜日の夕べ。
ヴァイオリンはもちろん大フィル首席コンマスの長原幸太君、チェロは女学院・相愛の先生をしていらっしゃる林裕さん、ピアノは関西出身のハセキョウ顔負けの美貌、鈴木華重子さん。
プログラムはまずはモーツァルト ピアノ三重奏曲変ロ長調K502。
この作品はモーツァルト30歳の作、そう亡くなる3年前に書かれた曲。世の憂いを全て消し去り、後に残るは人生への達観、の見本のような作品です。さわやかで憂いがない。心地よくストレスなく終了、梅雨の合間にふさわしい1曲。
そして休憩を挟んでチャイコフスキーのピアノ三重奏曲イ短調作品50「偉大な芸術家の思い出に」。
この曲に出会えたことに感謝。前半のモーツァルトが、朝一番のNHKラジオ体操のさわやかさを湛えているとすれば、この曲は東海放送制作の昼ドラ級の濃ゆい作品。こちらもチャイコフスキー52歳の作、亡くなる2年前の作曲です。彼が尊敬してやまなかった友人であり偉大なるピアニスト、ニコライ・ルビンシテインを称え偲んで作った作品で、彼の集大成といっても過言ではありません。ピアノ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲、「悲愴」をはじめとする大作のエッセンスがすべてこの1曲につめられたような名曲。もちろんそれも、すばらしいヴァイオリン、チェロ、ピアノの演奏家が揃ってからこそ実現したものなのだけど。
3人が3人とも素晴らしい。それしか表現しようがありません。金曜の夜をこれほど楽しませてくれる曲はないでしょう。3重奏でもフルオーケストラに劣らないどころか、名演奏ともなるとそれを凌駕します。

さて、ここらでワイドショー的感想を。
長原幸太君は氷川きよし&ヨン様のファン層、林さんは20代半ば~30代半ばを悩殺するフェロモンを発散(テノールの福井敬さんと似ていらっしゃる)、鈴木さんに至っては演奏で殺し見目で悩殺。3人3様で固定ファンがいるようです。
長原君を見ていると弟と、弟の血をひく甥っ子を見ているようです。演奏に入ったときに表情から何から一変に変わるところがまたすごい。

大阪倶楽部のコンサート主催側へはあちこちから不満が噴出したところでしたが、名演奏でそれも帳消しです。
アンコールのチャイコフスキーアレンジメドレーで、8月の大フィル狭山公演、長原君がソリストをつとめるチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲がますます楽しみになりました。
[PR]
by felice_vita | 2006-06-10 00:19 | ソロ、リサイタル

2006聴き初め 声楽家の卵たち

厳密にいうと2006の初音楽鑑賞は大晦日から続いたびわ湖のジルベスターコンサートになるのだが、今日はきちんと足を運んだ第1回目の演奏会。それも声楽家の卵、音大生の門下発表会だ。
さすがに皆若い。大きなホールでたった一人で歌うのは、いくらレッスンで鍛えられている彼らでも緊張するものなのだろう。こちらにもどきどきが伝わってきてすっかり保護者の気分。
時おりどこかあちこちに飛んでいって苦笑してしまうが、それでも彼らのひたむきさには感心させられる。若くして自分の進む道を見出し一心不乱に練習する毎日。
全員がプロの歌い手になることは難しいだろうが、二十歳前後の貴重な時間をこのように目的をもってひとつのことに没頭することはとても大切なこと。どんな道を選んでも将来決して無駄にはならないはず。
今日の出演者の中には将来が楽しみな歌い手も。彼らの未来に幸あれ!
音楽ファンの一人としてかげながら成長を見守って行きたい。
[PR]
by felice_vita | 2006-01-13 22:25 | ソロ、リサイタル