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『小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトX』出演者変更のお知らせ

なんてこった。。。
バーバラ・ボニーがウイルス性流感のためキャンセル。
ウイルス性・・・って、これってもしかして新型インフルエンザか???
眠りの精/露の精の歌手も妊娠のためキャンセルらしい。
ひどいよなぁ。公演日、かなり前から分かってたはずなのに。
(バーバラ・ボニーはもしかしたら、と理由は何であれキャンセルの可能性はキャスティング当初からありかと思っていたけど)
小澤さん、ヘルニアの術後は大丈夫なのかしら。
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by felice_vita | 2009-06-30 22:52 | オペラ・オペレッタ

パヴェル・ハース・クァルテット@トッパンホール

2009年6月30日(火)19:00
<エスポワール スペシャル9>
<Pavel×ARCO若手実力はクァルテットを聴く1>
パヴェル・ハース・クァルテット
1stVn:ヴェロニカ・ヤルツコヴァ
2ndVn:エヴァ・カロヴァ
Va:パヴェル・ニクル
Vc:ペテル・ヤルシェク

ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番《クロイツェル・ソナタ》
パヴェル・ハース:弦楽四重奏曲第3番Op.15
ドヴォルジャーク:弦楽四重奏曲第13番 ト長調Op.106
♪アンコール
スメタナ:弦楽四重奏曲第1番 ホ短調《わが生涯より》第3楽章

ストレートに発せられる音を身体で聴く。
室内楽、弦楽四重奏の醍醐味です。
チェコ出身、注目を集める若手SQです。
エネルギッシュで緊張感がぴりぴりと走るのが肌に感じられ、そうでありながらも心を静かに満たしてくれる暖かさ。筆圧の強い、墨絵のような音楽でした。
大編成のオーケストラも心を震わされますが、SQのよさ、というのは自分だけのために弾いてくれているような距離感。大ホールだと音の反響、残響が演奏を大きく左右し、音自体を聴くというより空気の振動を聴いている感じですが、これくらいのホールだと音そのものを聴けている感が。そして観客も運命共同体のように身体中の神経を傾けて音に聴き入る。
お互いが真剣勝負です。
今日演奏されたいずれの曲も素晴らしく、これが好き、と決めることができません。
そしてお客さんにもブラヴォーを。トッパンホール、聴こうという姿勢が音楽演奏の土台を作る。客層がよいですね。
終演後、きっとみなさん自分だけの、思い思いの幸福感を抱いて家路につかれたことでしょう。

仕事も繁忙期に入ったため、今日はわき目も振らずに仕事仕事。それでも開演に間に合わないかも、とタクシーでホールに到着。疲労困憊。
でも音楽が始まると嘘のように疲れがとれていき、終わったときには元気にホールから飯田橋まで歩いて帰れるほどに回復。
これぞ音楽の力です。
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by felice_vita | 2009-06-30 22:28 | ソロ、リサイタル

東フィル第46回オペラシティ定期

2009年6月25日(木)19:00@東京オペラシティ コンサートホール
東京フィルハーモニー交響楽団
第46回東京オペラシティ定期シリーズ

指揮:チョン・ミョンフン
ヴィオレッタ:マリア・ルイジア・ボルシ
アルフレード:ダニール・シュトーダ
ジェルモン:ヴァシリー・ゲレッロ
フローラ:渡辺怜美
ガストーネ子爵:二階谷洋介
ドゥフォール男爵:塩入功司
ドビニー侯爵:大森いちえい
医師グランヴィル:タン・ジュンボ
アンニーナ:松浦麗
ジュゼッペ:小田修一
使者:川村章仁
合唱:新国立劇場合唱団
合唱指揮:三澤洋史
コンマス:荒井英治

ヴェルディ:歌劇『椿姫』より[コンサートスタイル・オペラ]

いまだに土曜日のラザレフ&日フィルのプロコが頭から離れないままオペラシティへ。
木曜日のコンサートって案外しんどいですね。まだあと1日あると思うと・・・

で、初めての生チョン・ミョンフンさんです。スマートな指揮振り。指揮台にあがったとたん音楽スタート。
オケは快調。第1幕はソリストがまだ喉が暖まっていないのか硬い。ヴィオレッタの♪不思議だわ~からの超長アリアも結局力づくでもっていったようで、最後のほうはかなりしんどそうだった>ボルシさん。双眼鏡でガン観(笑)してたんですが、Sempre~から、「うわっ、喉きてるな」って顔でしたし、ラストの高音もDからではなくAからGへ(だったっけ?今楽譜がないので不確かなため後日確認修正します)。
2幕になってからは徐々に喉もできてきて、ホールの音響にも慣れて共鳴ポイントを見つけたのか、さほど気張らなくっても声が乗るようになってきました。
登場早々第1声からポイントをつかんでいたのはジェルモンのゲレッロさん。
合唱とオケでの盛り上がり方は感度良好。オケが遠慮なく鳴らしても動ぜず。
ヴィオレッタはしり上がりに調子が上がり、「さようなら、過ぎた日に」ではかなりぐっときました。
最後までオケを鳴らしきって終わったミョンフンさんはさすがでした。
コンサート形式の常として、ソリストの後ろからオケがかぶさるとやはり歌声が消されてしまうのが残念ですが、主役=オケ、とするならばこれもありかな。

今日残念だったのはアルフレード。
声が響かない、声量がない。1幕はヴィオレッタも似たような感じだったし、エンジンかかってくればよくなるものと思ってたんだけど、結局最後まで自分の声のポイントをホールの響きに乗せることができなかった。本人も一生懸命だったのだと思うが、歌えば歌うほど、「なぜ乗らない」と深みにはまって(きっと自身もはがゆかったはず)音楽が雑になっていた。
あとピッチにも少々問題がありな様子。

アルフレードがもっとよければなぁ・・・

とはいえ、4月の東フィルでは、うるさいだけの(大変失礼だな)音楽だったのが、同じ音量で鳴らしてもそれを「すごい!」と感じさせる音の処理の仕方、ホールの問題ではありませんでした。
だけど、(またhoweverかよ)、私の席は2F正面なのだが、ここはあまりにも音が直接に飛んできすぎるかも。3Fの屋根のせい?直接的でありかつこもって聞こえる・・・
オペラシティは1Fのほうがいいのかな?編成大きいときは壁面・天井にあちこちぶつかりながらブレンドされて音が落ちてくる分、2Fより良い気がする。
ホールの音響って難しいな。次回はブラ1,2なんだがこれなんか絶対サントリーの方がよさそうだし。オペラシティ、失敗したかも。定期会員なんでずっとこの固定席(泣)。。。
椿姫、明日はサントリーだけどそっちの方がコンサートオペラとしてならば歌う方としてはホールも広がりがあるし気分的にもノッて歌えそうな気がする。

今日は終演後まだまだ1回目のカーテンコールも終わらないうちに家路へ。
本日発売のバイエルン&みどりちゃん@倉敷公演、母親が無事ゲットしてくれました。母娘でまいります。
11月が楽しみ。
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by felice_vita | 2009-06-25 22:35 | 国内オケ

Happy Birthday!

今日は妹の誕生日。
妹とはひとまわり違うので(妹はまだ20代、だけどすでに既婚者)、お互い歳をとってようやく姉妹らしくいろんな話ができるようになった気がします。全然タイプも違うのに、やはりどこか考え方て似ていて、いまはメールや電話でちょっとしたことで盛り上がれるのがすごく嬉しい。
妹もブログをやっていて、彼女は私がやっていることは知らないにもかかわらず、そのタイトルが「○○(彼女の名前)の♪HAPPY LIFE♪」という偶然にもびっくり。お気楽なところもそっくりで。
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by felice_vita | 2009-06-23 21:16 | 日々雑記

日フィル 第611回東京定期@サントリー

月曜日の読響に続き、いや、それをさらに上回る素晴らしい演奏会。
ノリノリのラザレフさん、何から書いてよいやら・・・大興奮の土曜日の午後。
なんなんだ、この演奏!徹頭徹尾計算しつくしされた爆演。
1月に初めて聞いた日フィルでしたが、ラザレフさんのプロコチクルス第1回から、信じられないほど進化したかんじ。

日本フィルハーモニー交響楽団
第611回東京定期演奏会
2009年6月20日(土)14:00@サントリーホール
(プロコフィエフ・チクルス第2回目)

指揮:アレクサンドル・ラザレフ
ヴァイオリン:ニコラ・ベネディッティ
コンマス:木野雅之

チャイコフスキー:組曲第4番《モーツァルティアーナ》
 第1曲「ジーグ」=《小さなジーグ》K.574
 第2曲「メヌエット」=K.355 メヌエット
 第3曲「祈り」=アヴェ・ヴェルム・コルプス
 第4曲「主題と変奏」=《グルックの歌劇「メッカの巡礼」の主題による十の変奏》K.455 
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調
  ※アンコール:イザイ 無伴奏ヴァイオリンソナタ第5番 第2楽章
プロコフィエフ:交響曲第2番 ニ短調
  ※アンコール!:「3つのオレンジへの恋」よりマーチ

モーツァルティアーナ、第3曲祈り(アヴェ・ヴェルム・コルプス)は2月の大フィル東京定期のアンコール曲でした。第1音から、ヨーロッパ大陸のすがすがしい6月にはぴったりの落ち着いた、温かみのある演奏です。
ラザレフさんがプロコフィエフ・チクルスにあたり、モーツァルトとの組み合わせでプログラミングされた理由がとてもよくわかります。今日の演奏会、プロコ3番を聴き終わるとさらに納得。

モーツァルトのVn協奏曲、ソリストのベネデッティさん、超美形のヴァイオリニストです。スコットランド生まれのイギリス人らしいのですが名前はイタリア系、ブロンドでラテン系、エキゾチックな容姿です。スタイルも抜群で上半身がぴったり身体にフィットし腰から下が床に広がる形の純白のドレス姿はさながらジューン・ブライド。演奏はしっかりと骨のあるもので、絵画になぞえると、抽象画とか風景画とか静物画ではなく、くっきりと陰影のついた肖像画。レンブラントのような。
アンコールがまた素晴らしい。最近のソリストの方、アンコールでしっかり自己主張されますね。
(使用楽器はストラディヴァリウス「アール・スペンサー」。11月には下野さん指揮の芸文オケに登場。)

休憩をはさみ、待ってましたのプロコ2番。前半の牧歌的な雰囲気が一転。
ラザレフさん指揮台に上がられてから、まるで短距離選手のクラウチングスタートのような構えから、まず一発、トランペット・ソロの咆哮から始まりtuttiの近未来的なザッザッと迫りくる音楽。座頭市のように切りまくるというのか。
なんなんだろう、もう、これ、すごい集中力と瞬発力を要する難曲、1つでも乗り遅れたら全体がバラバラになりそう。なのにオケはがっちりとそれにくらいついていき、4人×100メートルリレーならぬ、100人×100メートルリレーのように全力疾走、バトンリレーも見事に決まり、ラザレフさんの指揮からはもう目が離せない。
なんて緻密で計算された演奏だろう!
2楽章構成、1楽章終わりはオケオールスターズが全力でゴールになだれ込むような音楽、圧倒されて呆然。
2楽章は美しいオーボエソロ、それにかぶさるように不安定なメロディを奏でる弦tutti、金管、打楽器、、、、そして最後は静かに静かに、音の最後の1分子が消えるまでラザレフさんの指揮は空を漂い、そして静寂。
ふっと我に返ったように拍手、ブラヴォーの声。あまりにも見事な音楽に引き込まれて時が止まってました。
客席からの喝采に、オケにグッドを出しながら嬉しそうなラザレフさん、客席に投げキッス。

そしてそして。

定期では考えられない、アンコール、「3つのオレンジの恋」マーチです。もう行け行けどんどん、お祭り騒ぎ、曲終わりの瞬間にラザレフさん、ぴったりあわせたかのように客席に向かってフィニッシュ!体操・鉄棒ならさしずめ着地10.0のタイミング。
楽しいのなんのったら!思わず小声でブラヴォーとつぶやいておりました。
アンコール含め、今日みたいな演奏、普通の定期で、しかも日本のオケで聞かせてもらってもええのんかな。。。
そしてこの日、どうやら定年退職を迎えられるらしいファゴット奏者の方にメンバーから花束が渡され、拍手。そして今度はラザレフさんが手を引っ張って舞台センター、指揮台の上に立たせ大きく喝采。
うーん、熱い!
幸せな気分になった演奏会でした。

いやはや、大変練りこまれたプログラム、そしてオケがものすごくいい音を出している。ラザレフさんを信用しきって演奏していますね。(プログラム前半が春なら後半は厳寒。この落差がすごいと思いつつも、プロコ1番の平和で遊び心溢れる曲想が2番になるとこうも違うのだ、という驚きも。)
この進化、シンクロナイズド・スイミングの中国チームが井村コーチを迎えて信じられない進化を遂げたかのような変わり様というか。
次、10月の定期が楽しみで仕方ありません。10月は3番、聞き逃すと絶対後悔します。今回も聞いてない人、絶対損してます(笑)

ロビーで1番&7番のライブ録音CD売られてました。終演後、購入者はラザレフさんのサイン会あり。
今回の2番、CDになったら絶対に買います。家に帰って、落ち着いて今日の演奏会思い返してもなんか夢のようで、CD聞きなおしてもう一回あの興奮を味わいたい。

ラザレフさんのマトリョーシカ人形、今回買わなかったけど今度は買って帰ろう(笑)。
(ちなみに前月の9月定期、つい先だってBPOコンマス就任が発表された樫本大進氏がソリストでシベコン、そしてショスタコ5番。こちらも聞き逃せない!)
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by felice_vita | 2009-06-20 18:13 | 国内オケ

読売日響 第483回定期@サントリーホール

夏休とって本日お休み。一夜明けても昨夜の興奮は冷めやらず。

2009年6月15日(月)19:00@サントリーホール
読売日響 第483回定期演奏会
指揮:秋山和慶
ピアノ:三浦友理枝
コンマス:藤原浜雄
~R・シュトラウス没後60年~
組曲<町人貴族>
家庭交響曲 作品53

4月の新日本フィルとまったく同じプログラムなのにこの違いはなんなんだろう。
難曲だがそれを名曲たらしめる秋山さんの解釈と統率力に脱帽。秋山さん聞くのは2007年3月の大フィル以来、あの時の演奏会も良かったけど今回はもう言葉が出てこない。

家庭交響曲、このタイトルから想像する家庭と実際のこの音楽との違いといったら、R・シュトラウスの家庭って一体どんなんよ!と突っ込みたくなる。毎日事件が絶えない、あまりにも個性的人間ばかりの昼ドラな家庭か(笑)。
町人~でも美しいソロを奏でられたコンマス藤原さん、家庭~ではさらにその音色が繊細さを増し、音の量感をぎゅっと絞って雨露に光る一本のクモの糸からきこえてくるような美しさ、だがtuttiでは「ついてこい!」とぐいぐい引っ張る。ほかの弦、木管、金管、打楽器、どのパートも演奏が進むほどに研ぎ澄まされていく。
前半では咳払いやがさごそと雑音がしていた客席もどんどん演奏に引き込まれ、秋山さんの棒で、オケとともに客席も一緒に一気に大気圏を突破し宇宙へ、そして安定軌道に乗せられてからは、音楽と一体となって快楽に心ゆくまで身を委ねる。その緊張感とはちょっと違う張り詰めた空気、そしてオケは集中力を保ちながらも、「ノッてる」感、充実感を明らかに自覚しながら演奏しており、それがびんびん客席にも伝わってくる。
心はとことん熱く、頭はますます冷静に。
これだけノッてても外さないのはやはりその実力あってこそ。各パートがうれしいくらいにビシビシきめてくれる。

演奏が終わった後の秋山さんの満足感たっぷりの笑顔とオケのみなさんの誇らしい表情に、手があと6本あればもっと拍手できるのに、、、と思うくらい力いっぱい拍手しました。
お見事、としかいいようがない。演奏ききながら、この場にいる幸福をひしひしと感じました。
これだから演奏会通いはやめられない。

それから。
R・シュトラウスは指揮者と楽団を選んで聞くべし。

終演後、ホールの出口のところでラザレフさんらしき方が。外国人2人でいらっしゃったのだがご本人だったかしらん?
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by felice_vita | 2009-06-16 08:29 | 国内オケ

激演、読響定期

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秋山さん指揮の本日のシュトラウスプロ、素晴らしかった!
こんなに泣いたコンサートも久しぶり。
家庭交響曲、譜めくりの瞬間まで音楽の一部。これでもか、これでもか、と畳み掛ける音の帯に一緒に巻き込まれ、オケの興奮、集中力の場に、同じ軌道に連れていかれて漂いながら音楽に身を委ねる。
これぞ至高、至福のとき。
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by felice_vita | 2009-06-15 21:07 | 国内オケ

ドストエフスキーと村上春樹

先月に引き続き東京外大の公開講座へ。

東京外国語大学公開講座「甦るドストエフスキー 『罪と罰』と『カラマーゾフの兄弟』の世界」
第2回 2009年6月13日(土)
「黙過」のリアリティ -イワン・カラマーゾフの悲劇
講演:亀山郁夫 東京外国語大学長

前回の教訓からスタートぎりぎりではなく40分ほど前に到着したのに講義室はすでに半分以上の人が。
はじまるまでも映像が流され、退屈しない。最近の大学の設備はいいですね。

そして講演スタート。
亀山学長は本当に聴衆のつかみがお上手です。笑いの手の入れ方が絶妙。
村上春樹の新刊1Q84はカラマーゾフの兄弟のモチーフがこめられているそうで、書評(解説?)を頼まれ現在読んでいらっしゃるとか。
1Q84、すごい話題ですね。3日ほど前のニュースであちこちで売り切れ続出、というのをやってましたが、私はどうしても村上春樹の本が読めない。なんでだろう・・・ノルウェーの森、1ページでアウト、それ以降の本もことごとく社会現象になっているのにどうしてだ、読み進めない。翻訳もの、カポーティの短編集はOKだったが、グレート・ギャツビーの訳はだめだった。。。でもあれからしばらくたったことだし、もう一度チャレンジしたい。
村上春樹ファンは男性が多いそうですね。学長いわく、男性でないと理解できない、共感できない部分が多いとか。それでも最近女性ファンが増えているのは、時代がモノセックスになっているからなのか、とか。
海外でもファンが多い村上作品、文体が独特ならその翻訳者の苦労もさぞ、だろう。

ドストエフスキーの文体、口述筆記で、ほかのどの作家とも一線を画する。
村上春樹の文体もドストエフスキーに似て口述筆記しているのではないか、というような独特のリズムとリアリティがある。
「カラマーゾフの兄弟」の父殺しとイワンの罪の認識。父殺しの「海辺のカフカ」、きっと続編がかかれるはず。

今回もあっという間の1時間半。ドストエフスキーの世界観、村上春樹、翻訳という過酷な仕事、などなど内容満載。
昨年、マリインスキー劇場での世界初演オペラ「カラマーゾフの兄弟」をご覧になったそうです。そしてこのオペラ、2011年に日本での上演が決まっているとか!ってことは2年後もマリインスキー劇場&ゲルギエフ、来日が決定してるってことですね。

飛田給駅から東京外大までの道、背の高い緑の木立、広い空。とても東京都内とは思えない落ち着きで、ふるさとに帰ったみたい。心が穏やかになります。
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by felice_vita | 2009-06-14 09:24 | 読書

ブルックナーの6番

いまさらブルックナー?かもしれませんがもう何年も開いてなかったブルックナー6番のCD聞いた途端、はまってしまった・・・
ブロムシュテットさん&SFSOの演奏。
ブルックナーの交響曲のなかでは下から数えたほうが早いマイナー曲ですがこうして改めてきいてみると限りなく上位です。
「見え透いてる」「ベタだ」と言われるかもしれないけど、かゆいところに手が届く和声進行、次はこういってほしいというところを裏切らず、王道でやってくれるのが爽快。
そして完璧なピッチで金管が揃ったらこの曲、恐いものナシです。欧州大陸に虹をかけるような美しい金管のハーモニー。たまりませぬ。
このノリのまま映像でチェリビダッケ指揮によるミュンヘン・フィルをみたところ、これまた名演奏で。緊張感がこれほど心地よく感じられるとは。
映像なのに終わった途端、興奮のあまり「ブラヴォー」と叫んでしまふ。

4月はプロコのピアノ協奏曲3番、5月はムター&プレヴィン&SKDのシベコンにはまり、今月のテーマ曲はこれで決まり。
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by felice_vita | 2009-06-08 20:35 | 音楽(未分類)

祝!W杯南ア大会出場決定一番乗り!

さっすが、岡崎、やってくれました。1点をよく守ったし。(あの芝、というかもうなんか作物育ててるかんじだ。)
またまた世界で最速のW杯出場決定!
考えればドイツ大会の無勝から屈辱を誓い早3年。月日のたつことの早いことよ。でも今度は期待できそうですな。
決まった途端、普段は無通信の私の携帯も着信着信。そして電話までかかってきたさ、母親から。

しっかし今度は南アだよ・・・遠いですよ・・・
10数年前までは南ア直行便あった記憶があるのだけど、最近はたいてい香港乗り換え。チャーター便飛ばすんだろうか?
そして遠い上に治安がいまだに心配。
本当にここでやるのん?南アから経由でどこか行くために乗り継ぐだけでもここってものすごく厳重警備必要、空港から決して一歩も出るなよ!というのに、一般人が大挙に押しかけても大丈夫なんだろうか。(特にアジア人。白人は大丈夫だろうが)

なにはともあれ、おめでとう。いいチームになってきましたね。
これで水曜日の結果を気にすることなく、おちついた一週間を迎えられそうです。
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by felice_vita | 2009-06-07 06:59 | スポーツ