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真央ちゃんの銀

ショート、フリーとも、12時半~13時半が昼休みのわが職場にはありがたかったです。ただ、フリーの真央ちゃんも13時半スタートでしたがここはもう職場総意でワンセグにかぶりつき。
ジャンプがひとつ飛べなかったのは残念だったけど、ラストのステップ、すさまじい気迫、血の滲む、どころか血を吐くような練習がこの後ろにあることを想起させ、背筋が寒くなるほど。菩薩の真央ちゃんがあの場面では阿修羅のようだった。
結果は銀でしたが、真央ちゃんの目標とするものの高さに、そしてバンクーバー入りしてからもマスコミのインタビューに丁寧に答える姿に、試合後の、悔しさに涙をこらえきれなくなった心境に、19歳なのに職人ともいえる求道精神を見せつけられ圧倒されました。
インタビューでは、見ているのもつらくなって一緒に涙してしまった。。。
曲げられない女、真央ちゃん、これからの彼女のスケートがますます楽しみになりました。
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by felice_vita | 2010-02-27 08:24 | スポーツ

大阪フィル第47回東京定期@サントリー

2010年2月20日(土)14:00@サントリーホール
大阪フィルハーモニー交響楽団 第47回東京定期演奏会

指揮:大植 英次
ピアノ:フランチェスコ・ピエモンテーシ
コンマス:長原幸太

シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品54
 ♪アンコール(P独奏)
  ガーシュイン:Embraceble You
ストラヴィンスキー:火の鳥 ファイナル
 モーツァルト:ソナタK282第1楽章
R・シュトラウス:アルプス交響曲作品64
 ♪アンコールR・シュトラウス:4つの歌より「モルゲン」Op27-4

1年ぶりの大フィル、今夜は絶好調!
1年前のマラ5はちょっとした事件(それもネガティブ、正直私は大フィル・大植さんと決別しかけた)でしたが、汚名返上の一夜となりました。大阪で2度の定期を終えた後ですので今夜は3回目、安心して聞けます。もともと大フィルってエンジンかかるのが遅いので、昨年のように東京スタート→大阪、という形は、アウェーの東京での評判には悪影響を与えるかと。
>来年度の2月定期は木金大阪、ショスタコ9、ブルックナー9、おそらく翌日土曜日が東京か?
その点今夜は磐石の布陣で挑んでおり、私の好きな大フィルサウンドを心から堪能できました。

前半のシューマンのPコン、みずみずしい独奏、オケとの息もあっておりこれぞロマン派!の王道演奏を楽しみました。アンコール3曲、考え抜かれた順番ですね。ガーシュイン、美しい。
1983年スイス生まれ。柔らかく温かみのある音色を奏でるピアニストでした。


後半のアルプス、期待通り、いえ、期待以上でした。
いったい舞台上には何人乗っているのかわかんない(舞台裏もトラの金管隊)大編成、それをしっかりコントロールした締まった大音声演奏を聞かせた大植さん、お見事。
これこそ私のすきな大フィルの音、です。
繊細だけど細すぎない、温かみのあるヴァイオリンパートは在京オケではなかなか聞けるものではありません。在京オケの弦は洗練され鋭いのだけれども、どこか冷たくて。大フィルの弦はいわばその対極。
コンマス長原くんもすっかりコンマス職が板についてますね。中間管理職?としての役割をきっちり果たしていて。
あとオーボエ、美音でした。どなたなのかしらん。加瀬さんが東京に移籍されてからしばらくオーボエは苦しい時代が続いていた記憶があるのですが今回はそれを感じさせないものでした。
一昨日のブルックナー9番@オペラシティでは大音量がうるさく感じられ音楽の美しさを堪能することができなかったのに比べ、本日のサントリーではそれを十二分に体感できました。
大植さん&大フィルとR・シュトラウスはかなり相性がよいのだと思います。(このコンビでの名演奏、というと私の中ではフェスのR・シュトラウスの「英雄の生涯」です)
それにしてもつくづく大フィルってラテン的というか、はまるとものすごい音楽を聞かせてくれますね。本日は久々に泣きそうに感動的な演奏を聞かせてもらいました。
瑕疵のない完璧なお手本のような演奏ばかりが感動を呼ぶのではないのです。
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by felice_vita | 2010-02-20 23:26 | 国内オケ

東フィル第51回オペラシティ定期

2010年2月18日(木)19:00
東京フィルハーモニー管弦楽団
第51回 東京オペラシティ定期シリーズ
指揮:尾高 忠明
トランペット:マティアス・ヘフス
コンマス:荒井英治

ジョリヴェ/トランペット協奏曲第1番
 ♪トランペット アンコール
  ヴァルフ・ケルツェック ダブルベル・トランペットのためのアドヴェンチャーズ
ブルックナー/交響曲第9番 ニ短調 WAB.109

早起きは得意なのですが今朝は雪明りで目が覚めました。ベランダの向こうは一面銀世界!
路面凍結を心配しましたが家を出る頃にはすっかり溶けて、地下鉄出口を上がると傘も不要、お昼にはお日様まで見えてきて快晴。

さて、今年度あと2回となった東フィル定期、しかも本日はブルックナー。
前半のトランペット、ヘフスさんの超絶技巧を堪能。特にアンコールは圧巻でした。音楽も面白い!
トランペットのことはさっぱりわからない私ですが、やまびこのように、というか、いっこくどうの腹話術のようにたった一人が1つの楽器でいろんな音をだせることにびっくりです。

後半のブル9なんですが、うーん、この曲はオペラシティのサイズに合わない・・・サントリーならよかったのに。
私の席(2階正面)もあるのでしょうが、金管がうるさくて。演奏もちょっと無機質だったなぁ。あんまし私好みではない。でも終演、尾高さんが手を下ろされてからは割れるような拍手と満場からのブラヴォ。
弦もヴァイオリンが弱い、がんばって弾いているのがすごくわかるのですが、それでも軽い。
金管が耳についてきだすともうだめ、2楽章途中で退屈してきてしまった。。。信じられない。
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by felice_vita | 2010-02-18 23:45 | 国内オケ

ベルリン古楽アカデミー@トッパンホール

大好きなトッパンホールでの演奏会、完売公演、満足度高し~

2010年2月12日(金)19:00@トッパンホール
ベルリン古楽アカデミー
J.S.バッハ ブランデンブルク協奏曲全曲演奏会
 第1番 ヘ長調 BWV1046/第2番 ヘ長調 BWV1047/第3番 ト長調 BWV1048/
 第4番 ト長調 BWV1049/第5番 ニ長調 BWV1050/第6番 変ロ長調 BWV1051

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古楽器をずらりとそろえた演奏会にはあまり足を運んだことがないのですが、今回はさすがさすが!演奏するのは大変そうですが、そこからかもし出される音は確かにこの音楽が作られた頃に披露されたであろうサロンらしい雰囲気がそこここに。ホルンにトランペット、どうやって音程を作っているのかなぞです。これ、音外すな、っていうのが無理な話で(1番はホルン、不安定でしたが、まぁご愛嬌ってことで)。ヴァイオリンも弓を持つ位置が現代楽器よりも結構上のほうで、やはりそれなりの音を出すのにはそれなりの付加が必要なのでしょうね。
1番から先に進むにつれ、どんどん音楽がのってきます。はじまった途端感じたのは、「なんて攻めの音楽なの」ということ。岡田ジャパンに見せてやりたい積極性です。もう片っ端から音を楽しんではります。
右肩上がりで演奏が乗ってくる典型といいましょうか、私の中ではお祭り騒ぎ。
いいもの聞かせていただきました。
ベルリン古楽アカデミー、もとの出発点は1982年東ドイツ。驚くべき哉、公的支援はいっさい受けていない楽団だそうです。
ところで、現在ベルリン州立歌劇場ではヘンデルのアグリッパやってますが、このピットに入っているのはこの古楽アカデミー。今回の来日メンバー、どのように選ばれたのか若干気になるところではございます。
とはいえ金曜の夜、一週間の疲れを癒し、いや癒すというよりも週末を楽しむための力をもらった一夜でした。

さあ、明日からはいよいよバンクーバー五輪開催!
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by felice_vita | 2010-02-12 23:42 | 海外オケ

読売日響 第119回定期@東京芸術劇場

寒~い東京ですが、北国フィンランドの音楽、聴くとほっこりします。

第119回東京芸術劇場マチネーシリーズ
2010年2月 6日(土) 14:00 東京芸術劇場
指揮:レイフ・セゲルスタム
ヴァイオリン=松山 冴花

《オール・シベリウス・プログラム》
交響詩〈フィンランディア〉 作品26
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調作品47
交響曲第1番 ホ短調作品39

指揮者のセゲルスタムさん、写真以上の巨漢です。登場されたとたん、会場から軽いどよめきが(笑)。
シベリウス・アカデミーで学び、そして現在はヘルシンキフィルの名誉首席指揮者をつとめ、シベリウス・アカデミー指揮課教授。本日のオール・シベリウス・プログラムは十八番中の十八番でしょう。
フィンランディアはストロークの長い、隅々まできっちりと鳴らしきる音楽。ストレスも疲れも吹っ飛ぶ気持ちよい演奏でした。
お次の協奏曲、ソリスト松山さん、美しい!プロフィール写真も黒いお衣装ですが、本日も黒。オフショルダーでマーメードラインの、身体にぴったりと沿うドレスで、同性ながらうっとり。休憩時間女子以上に男子トイレに行列していたのは彼女目当ての男性が多かったから?
西宮市出身、9歳から渡米し、D・ディレイに師事。きちんとした折り目正しい演奏で、もっと鳴る楽器を使われたら更にパワーアップされるでしょう。この曲とにかく好きなので幸せになりました。
休憩はさんで1番。フィンランディアと同じ時期に作曲され、その4年後にヴァイオリン協奏曲が作曲されていますが、第3楽章はVn協奏曲の3楽章に通じるものが節々に見られます。
ロマンティックでありながら芯の強さとおおらかさを感じさせる曲です。
オケもしっかり応えてよい演奏でした~~~
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by felice_VITA | 2010-02-06 18:33 | 国内オケ

ボルゲーゼ美術館展@東京都美術館

年度末も近づき、繰越できない一昨年の年休消化で午後半してボルゲーゼ美術館展へ。

ボルゲーゼ美術館展@東京都美術館 企画展示室
会期:2010年1月16日~4月4日まで

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                   VILLA BORGHESE

来日美術館展はいつも激混みのため、今回はそんなにメジャーじゃないながらもそれなりの混雑だろうと予想して行ったところ、平日にしてはやっぱり混んでるほうなのでしょうね。それでも1作品ごとにオーディオガイドを聞き解説を読みじっくり鑑賞できるだけの時間は持てました。
年末のローマ旅行の際は行かなかったボルゲーゼ美術館、館内ではVILLA BORGHESEの映像もあり、ちょっぴりローマ気分にも浸れます。

電車の吊広告や駅構内でもあちこちでポスターを見かけますのが以下2作品。本展示の目玉です。
f0041305_21134366.jpgラファエロ・サンツィオ
 一角獣を抱く貴婦人(1506頃)













f0041305_2114689.jpgカラヴァッジョ
 洗礼者ヨハネ(1609-10)


オーディオガイドは入り口で500円で借りられます。展示作品48作のうち、21作についての解説がなされていますので、あったほうがわかりやすいと思います。


私が気に入ったのはベルニーニによるボルゲーゼ枢機卿の胸像、ボッティチェッリ&弟子による『聖母子、洗礼者ヨハネと天使』、ミケーレ・ディ・リドルフォ・デル・ギルランダイオの『レダ』。
美しい作品群ですが、それでもやっぱりこれらの作品、美の宝物殿ボルゲーゼ美術館で鑑賞するとぜんぜん違うのでしょう・・・ 大理石の豪勢な室内、緑あふれる敷地一体。とはいえ上野も場所としてはかなりのものですけど。

4月4日まで開催されており、3月14日からは上野界隈で東京・オペラの森2010もはじまりますし、桜も見頃の季節、3月に入ったら混んできそうです。
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by felice_VITA | 2010-02-04 21:11 | 美術・建築