2008年12月30日
ベルリン州立歌劇場『魔笛』 本当はベルリンフィルのジルベスタープログラム回開催のうちの1回をこの日に狙っていたのだけど、発売日の12月7日、発売時間と同時にアクセスしたらいきなり売り切れ。参りました。 で2ndChoiceでこちらに。 でも結局こっちで正解だった。 こんなに楽しい魔笛、見たことない。 歌手も舞台もノリノリ、年末年始、オペラハウスを擁する地区ではたいてい、魔笛、メリーウィドウ、こうもり、がかかりますがそれも納得。とにかく楽しい。家族で楽しめるし、小技(アドリブ)がきいていて、もう身体にすっかりしみついているのですね。 タミーノ役テノールが代役、氏名は明日チェックですが、とにかくすんごい声!美声だしボリュームも申し分ない。絶対これからきまっせ、彼!(私が知らないだけだったりして) 夜の女王は例のアリアでも余裕の発声。会場中からブラヴァ。 そしてパパゲーノのローマン・トレーケルがびっくり。私は彼、すっごい2枚目の線の歌手だと思っていたのですが、そこここで笑いをとりまくり、抱腹絶倒。 キャストも揃っているし、合唱もしっかりしているし、演出も面白いし、舞台セットも転換が多くて飽きさせない。 指揮のBeermanさん、かっこええ~ 長身、ロマンスグレー。 終わった後も久しぶりに本当に心からのカーテンコールが続いたのでした。 キャスト情報はまとめて帰国後に。 今夜はコンツェルトハウス。 ※以下2009.1.12追記 指揮: Frank Beermann ザラストロ:Christof Fischesser タミーノ:Peter Lodahl当日彼にキャスト変更 弁者:Arttu Kataja 僧侶1:Peter-Juergen Schmidt 僧侶2:Bernd Zettisch 夜の女王:Sen Guo パミーナ:Adriane Queiroz 侍女1:Brigitte Eisenfeld 侍女2:Rosemarie Lang 侍女3:Simone Schroeder パパゲーノ:Roman Trekel パパゲーナ:Enas Massalha モノスタトス:Peter Menzel 武者1:Paul O'Neill 武者2:Bernd Zettisch 3人の童子:Aurelius Saengerknaben,Calw staatsoper unter den lindenのホームページを見ると、きちんとキャスト交代まで反映されていました。さすがです。 タミーノの代役、Peter Rodahlさん、調べると1974年1月7日生まれ、デンマーク人、35歳!これからますますの活躍が期待されます。 キャスト変更は舞台開始前、劇場の方がカーテン前にでてきて発表されたのですが、特にブーイングもなく拍手でむかえられ、こっちの方は温かいなぁと。実際、代役のRodahlさんを聞けて私は幸せだったし。リリックなんだけど声量があって年とともにきっともっと艶っぽくなるはず。見目麗しく、絶対に買い!(何が?)のテノールです。
by felice_vita
| 2008-12-31 14:48
| オペラ・オペレッタ
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