昨年は時期も異なり雨の中の開催、駅の傍から見たと記憶しています。
花火大会、会場はもちろん往復の交通機関の混雑が嫌であまり行ったことがないのですが、地元開催、ドアto会場まで徒歩でも30分弱、散歩がてらいってきました。 布田会場、多摩川会場の2箇所あるのですが、帰りが楽そうなので多摩川へ(間近にみられるのは布田です)。 河川敷に降りた途端、まるで千と千尋の神隠しで出てくる、船着場~お店が並ぶ街道沿いのようにびっしりと露店がならび、そしてそこを埋め尽くす人、人、人。何人くらい来場していたのでしょうか。昨年が25万人、悪天候の中でしたので、今年はそれよりも多いのでしょうね。 それでも布田方面に進むとそこそこスペースもあり座れそうな場所を確保してのんびり鑑賞。 12000発、47企業・団体が協賛。想像以上の規模に驚きました。 とにかくすごい迫力、星降る夜空、という表現がありますが、ありとあらゆる流星群がまとめてやってきたような壮麗な美しさ。歓声が驚愕の声に。心の底から自然にわきあがる感情に胸がつかえてきました。 興奮、そしてそれを多くの人と「美しい」「すごい」という共通した感情をもちながら同じ空間に存在していることになんだか感動。 花火が消える瞬間にぱらぱらぱらぱら、、、と飛び散る火花は、ソメイヨシノの散り際を想起させます。日本人の独特の、散り際の美学ですかね。 最近の花火の進化ぶりも驚異。ハート、鬼太郎のキャラ、ミッキーマウス、スマイル、ドラえもん、etc。。。 職人の心意気を感じました。 音楽と花火のコラボレーション、興奮します。でも怒涛のように連発される花火そのものの破裂音のほうが、人の心をとらえるのかな。 この不景気の中にありながらこれだけの規模で楽しみを提供してくださった協賛企業、団体、ボランティアのみなさまに感謝です。駅からの経路、南北にはしる道路をほとんど車両通行止めにしている徹底ぶりもすごい。よく考えられています。 無料スペース観覧者はせめて心づけ程度でも協賛金として感謝の意を表すべきでしょうね。有料席の最安が確か2000円くらいなのでその半分~4分の1でも一人ひとりが寄付すると結構な金額になりそう。映画1回分を考えると安いもの。 河川敷は涼しく、夏の夜のイベント、開放感抜群。周りにも結構一人できている人がいて、思い思いに楽しまれているようでした。スポーツのように点をとるためにチームを応援するとか共通した目的がないところで、花火というのは、(音楽にしても)、花火という対象をどう楽しむか、どう感じるかは本当に各々違う私的なものなので、これは大勢で見に行くもよし、一人で見に行くもよし、というところがなんか気楽で居心地いいです。もちろんスポーツ観戦は違った楽しみで燃えますけど(お盆に東京ドームにいきますが、嗚呼阪神タイガース・・・) 花火っていいものですね~
by felice_vita
| 2009-07-18 22:07
| 日々雑記
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