ラザレフ劇場。
プロコフィエフチクルス3回目となる今演奏会、1月に第1回目を聴いたときとおなじオケとは思えない! なんかもう、一線を超えてしまった感がある本プロジェクト。大げさかもしれないけど新しい歴史の生まれる瞬間に立ち会っているような。 ラザレフマジック、恐るべし。 日本フィルハーモニー交響楽団 第614回東京定期演奏会 2009年10月24日(土)14:00~@サントリーホール 指揮:アレクサンドル・ラザレフ ピアノ:田村響 コンマス:木野雅之 <プロコフィエフ交響曲全曲演奏プロジェクト vol.3> チャイコフスキー/幻想的序曲《ハムレット》 モーツァルト/ピアノ協奏曲第27番 プロコフィエフ/交響曲第3番~歌劇《炎の天使》による ♪アンコール プロコフィエフ バレエ音楽「シンデレラ」より”シンデレラのワルツ” 観客が少ないのが悔やまれる。しかもマナー違反者も多し。1曲目の途中で堂々と入場してきた客には怒りを超えて驚き。P席左側にはバッグにつけた鈴をチリチリ鳴らすおばさんがいて・・・ そんな観客にも微塵もゆるがず集中力を切らさないオケにまず拍手。 1曲目。なんて劇的なハムレットなの。 長いソロを吹ききったオーボエ奏者にブラヴァ。ソロの途中、「きれいでしょう!?」といわんばかりに何度も客席を振り返るマエストロ。曲が終わってからソリストのところまで赴き手をとられ指揮台の上までアテンド、大喝采! 2曲目モーツァルト、気持ちよすぎて意識が・・・ メインディッシュのプロコ3番、圧巻以外言葉が見つからない。 この曲昨年のゲルギエフ&LSOでも聴き、今回の予習用にも同じCDで聞き、弦の研ぎ澄まされた美しさと同等に金管陣の卓越した技術が期待される曲だな、と思っていたが、今回の演奏は期待を上回る、LSOをしのぐ演奏。トランペットトップ、いい仕事してるな~ クリストーフォリさん、プロコチクルスのために招聘されたのかな。トランペットだけでなく金管チームをリードされているようで安心感をもって聞けました。 楽団員のプロコにかける集中力、すごすぎ。ラザレフ氏、豪腕。どんなリハやってるんだろう?マエストロの腕にかかると、プロコフィエフの音楽が脈動する生命体のように思われる。音楽そのものが人格をもち、プロコフィエフという作曲家の手からさえ飛び立って行ったよう。 全曲演奏録音版は歴史に残る名盤になること間違いない。 とはいいつつ音楽はやっぱりナマに限る。百聞は一聴に如かず。 プロコフィエフ、実際にこの音圧を体験しなければわからない。 どんどん音が鍛え上げられていくのがわかる日フィル。 演奏は充実、趣向を凝らしたアンコールで観客をとことん楽しませてくれるラザレフ氏。 ホールを出る人々の口から「あぁ、楽しかった」。 次回のプロコチクルスは来年3月。(日フィルの2月はラザレフ氏とともに九州ツアー。ヴァイオリンソリストは神尾真由子さん。) あぁ次のプロコが待ち遠しすぎる。。。 (自称日フィルプロコチクルス会員) 朝は10時から3月30日のレーピン@トッパンホールのチケット取りで1時間弱電話に向かいっぱなし。 終演後1ヶ月ぶりに友人と待ち合わせ飲みに出かけ気がつけば終電終了、タクシーで帰宅。 充実した?1日でした。
by felice_vita
| 2009-10-25 11:27
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