夏のPMF以来のサントリーホールです。今の仕事は終わりが遅いので平日のコンサートはまず無理、週末も仕事が入るのが多いので、しかもいきなり張ったりするのでおちおち事前購入も出来ないためなかなか足を運べず。
今日午後から仕事でつくばのため、帰ってきてからそのまま帰るのももったいないと思いコンサート何かないかと探したら。なんと、ブル8じゃないか!しかも前半にショパンのPf協奏曲までつくという・・・普通ブル8だったらこの曲だけで終わりなのに。 東京交響楽団 第583回 定期演奏会 《ショパン生誕200年》 ショパン:ピアノ協奏曲 第2番 へ短調 作品21 ブルックナー:交響曲 第8番 ハ短調 WAB.108 <ノヴァーク版 第2稿> 指揮:ユベール・スダーン ピアノ:ダン・タイ・ソン コンマス:グレブ・ニキティン(第一コンマス) 東響聴くのは初めてです。きっちりと演奏する、しかもヴァイオリンがシックでスタイリッシュというのか、しっかり滑らかに鳴るんですねぇ、ここって。 ユベール・スダーンさん、戦後の生まれなんですね。なんとなく外国人の招聘監督ってすごくご高齢なイメージがあったので、指揮みてても若い(といっても64だけど)。 ショパンは、ダン・タイ・ソン氏、すっきりとしたショパン。 これだけかよって。 私の本命は後半のブルなもんで。。。 (ブルファンが本日も集ったことと思われます。私は朝受け付け開始時に電話予約したんですが、会場についたらもう当日券は売り切れ。リターンチケットを順番待ちでした) で、ブル8、やっぱこの曲は神がかりですよ。どこをとっても美しい。 弦も美しいが、4楽章の金管隊はお見事だった~~~ この曲は生で聴かないと。(CDだと2枚組でせっかくの音楽にどっぷり浸っってんのが現実にもどってしまって興ざめ) 私が電話予約で購入できたのは、2階席後ろだけだったのですが、サントリーホールの隅から隅まで、ブルックナーの宇宙空間。 スダーンさんのインタビューがプログラムにも載っておりましたが、この曲はやっぱりカトリックと切っても切れない。コメントに説得力を持たせる演奏でした。 開演は18時、終わったのは20時20分。 19時はじまりでブル1曲やるのとほぼ同じ。 おつかれさまでございます。 来年3月、シャイー&ゲヴァントハウス管来日でブル8やるのね。このコンビ、去年のマーラー巨人、最高だったので行きたいんだけど2日間公演の初日、金曜日がブル。残念無念。
by felice_vita
| 2010-11-27 22:49
| 国内オケ
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