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大阪クラシック第5日目 日本一熱い大阪~御堂会館の四季

(サーバーの不具合により、せっかく熱覚めやらぬまま書いた記事が飛んでしまった・・・ばかやろー )

とにかく最高に熱い御堂会館でした。こんなスタンディングオベーションを見たのは初めてでした。

演目
1・ヴィヴァルディ「四季」
2・モーツァルト「ディベルメント(喜遊曲)K136
アンコール
・ヴィヴァルディ「四季」より”冬”全楽章
・   同     同     ”春”第1楽章

今日のお客さんは運がいい!
クラシックファン対象ではない所以が、各季節終わるごとに大植さんがわかりやすく情景を説明。楽しいトークと長原くんへのフリ。
途中長原くんに「毛、大丈夫?」
そう、世界一のコンマスである長原幸太君の演奏は毎回弓の消耗もものすごいものがあります。それはまるでバレリーナが1回の本番ごとに1足のトゥシューズを履きつぶすのごとく。

大阪クラシックは、大阪を音楽の都に、という市民へのアピールだけでなく、大フィルメンバーの絆を強めるためにも大変効果があるようです。今日の演奏、進めば進むほどメンバー絶好調。まるで若手演奏家の弾きまくり夏合宿です。
音楽を愛するプロ演奏家の熱意と観客の熱意がひとつになり、最高の舞台となりました。
四季が終わった時点ですでに終了予定時刻の20時半。それからディベルメントにアンコール、アンコールも観客の多数決により、最も難曲の”冬”、それも大サービスで全楽章。おそらく大フィル始まって以来かも?の規模のスタンディングオベーションに、お次は大植さん、長原くんに決定権を譲り、コンマス決裁により”春”の第1楽章。
終わったのは軽く21時を過ぎていました。なんて贅沢なことでしょう。

大フィル、素晴らしい!みなさんの音楽を愛する心、音楽って素晴らしいという気持ち、確実に届いてますよ。

by felice_vita | 2006-09-07 23:59 | 国内オケ
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