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カリフォルニア 3都物語(1)サンフランシスコ~その4

スタンフォード大学へ

サンフランシスコから電車(CALTRAIN)で1時間、スタンフォード大学のあるPalo Altoへ行きました。
f0041305_12504848.jpgf0041305_125284.jpgCALTRAINはサンフランシスコからサンノゼ方面を結ぶ鉄道で、2階建て、2階席は1人掛けになっていて、検札は1階を歩く車掌さんに2階から手を伸ばしてチケットを見せる、という面白い経験もしました。
この日は今回の旅行中でも大変天気がよく、電車もたのし、更にパロアルトを降りてスタンフォード大学に入ったとたん学生気分がよみがえり、旅行中最も印象に残る街となりました。
といいましてもパロアルトを下車してスタンフォード大学しか行っていないのですけどね。

f0041305_12552413.jpgパロアルト駅を降りるとホームをそのまま南に歩いたすぐそこにスタンフォード大学とパロアルト駅を巡回する無料バス(MARGUERITE SHUTTLE)の乗り場があります。はじめこれがわからず一旦駅から出てしまい市バスの乗り場をうろうろしていたのですが、最も近い場所にあるのがそうだったのでした。見つけて乗って車掌さんに「このバスはスタンフォード大まで行きますか?」なんて、後から考えたらすごくアホな質問をしてしまった・・・スタンフォード大内部を走るんだから当然YESだし、大学内の”どこへ”いくのかが重要なんですよね。バスの中には路線図と時刻表が一緒になったリーフレットもあります。観光客が下車するのはだいたい案内所のある「Memorial Hall」の近く。
この大学循環バス、いくつか路線があり、パロアルト駅と大学間を走るのは3路線、その他は構内の各施設を結んで走っています。5~10分おきにダイヤが組まれていて大変便利です。

f0041305_1331111.jpgさて、無事スタンフォード大の中心部?にたどりつき、11時からの構内ツアーに参加します。
たぶん毎日、1日2回、無料案内ツアーが催行されており、学生さんが案内してくれます。
大学は象牙の塔、という印象を一気に吹き飛ばしてくれる広くたくさんの緑に包まれたキャンパス。学問のみならずスポーツも盛んでほとんどの競技のグラウンドがあるんですね、サッカーはもちろんゴルフまで。ここでオリンピックが開けそう。
芝生の緑、フルーツの木々の緑と果実、噴水に青空。
ここだけ時間が止まってしまったかのよう、それでいてこここそアメリカを支える活力の源、というような印象も。
f0041305_1342121.jpg工学系の学舎の並びには「ヒューレット」、「パッカード」の名前を関したビルが線対称に同じ形で並びます。やはりここはIT、ベンチャーの生産工場です。(写真はパッカード エンジニアリングビルディング。ヒューレットのほうはティーチングセンターとなっています)
レンガ色の学舎は回廊形式でつながっていたり、あちこちにベンチが置かれPCを前にレポート作成にいそしむ学生、本を読む研究者、外国からの見学者、さまざまですが、とにかくどこに行っても自由を感じます。
見学ツアーは約50分、Memorial Hallから出発しTresidder Memorial Unionで終了、解散となります。このユニオン内には学食もあり、向かいには郵便局、ブックストア・・・とアメリカの大学の多くで見られると同様さまざまな施設が固まっています。ブックストアには書籍はもちろんスタンフォード大のグッズ、コーヒーショップもあり休憩にもぴったりです。
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スタンフォード大学見学は、「時間があったら是非」と勧められてのことでしたが、本当にきてよかったと思いました。サンディエゴの知人のお嬢さんが今年卒業されたのですが、「UCLAでもハーバードでも魅了されなかったのがこの大学を見学して一目ぼれして入学を決めた」というのが納得、私も一目ぼれしました。カリフォルニアの気候がそのまま学風に反映されたような自由闊達さがここにはありました。
格差の国ではありますが、それでも、チャンスの国、アメリカ。
もう一度学生生活を送りたくなりました。
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by felice_vita | 2007-12-22 12:57 | 海外旅行

カリフォルニア 3都物語(1)サンフランシスコ~その3

カリフォルニアといえばワイン
ただ、一人旅で、しかも自家用車ではない、となるとかなり不便なため、ツアーに参加することにしました。
観光案内所にもガイドがありますが、また所内設置のPCで検索・そのまま予約することができ便利。係りの方に使い方を教えていただき検索すると7つのツアーが出てきました。
私は、
・ホテル送迎あり
・テイスティング料込み
・途中土産物店・アウトレットには寄らない
・複数のワイナリーを訪れる
を条件に検討し、TOWER TOURSのワインカントリーツアーに決定しました。ツアー料金は67ドル。

f0041305_15384885.jpg朝8:15にホテルに送迎バスが着き、ツアー集合場所まで移動、9:00にツアー開始です。ベイブリッジをわたり、運転手のジョニーさんがヘッドフォンを装着、ハンドルを握りながらサンフランシスコの名所、ワインとカリフォルニアのワインの特徴、ワイナリー、といったことを説明してくれました。
ツアーではナパ、ソノマで3つのワイナリーを訪れ、1つ目の後、ランチタイムで約1時間Yountvilleへ。ツアーの規模も14人とちょうどよく、これもツアーを選ぶ際は要検討。
この日は小雨が降りそうなお天気、私は寒いとは感じませんでしたが、フロリダ・ハワイ・メキシコからの参加者はスキーに行くような装いでした(笑)。
ツアーで訪れるワイナリーはいずれも小規模な家族経営のところで、ナパバレーのワイン自体も州外ではあまり多くは出回っていないそうなのですが、家族経営のものは本当に限られたお店にしか出されていないよう。
有名なコッポラなんかは別ですけど。
テイスティングはだいたい白3種、赤3種。それにスパークリングワインが加わったり、ロゼやマスカットワインなども。皆さん結構おかわりもされていました。

1軒目、Madonna Estateです。
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2軒目、SUTTER HOMEです。ここはものすごーくリーズナブルなワインが多く、アメリカ人の参加者はケース買いしていました。





3軒目、CLINE CELLERSです。お庭がとてもきれいでパーティも多いようです。
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カリフォルニアワイン、最近は味もよくなりましたし、ヨーロッパからの買い付けが多いとか。ユーロ強し、で、欧州国がフランスワインよりも手ごろということで人気なんだそうです。
味については、白はいい味!ただ赤は、私は赤が好きなのですが、カヴェルネ・ソーヴィニオンが主流なのですけれども味が軽いんです。いわく、「アメリカ人は年月を置いて飲むよりも、すぐ飲みたい」そうで、寝かしている年月もあるのかもしれないのですれけども、2003でもものすごく軽い。
結論。カリフォルニアでは白を飲むべし、です。あ、スパークリングワインは結構いいですよ。
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by felice_vita | 2007-12-21 15:44 | 海外旅行

カリフォルニア 3都物語(1)サンフランシスコ~その2

サンフランシスコ観光といえばアルカトラズ島です。
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ここは”脱出不可能 孤島の刑務所”、アル・カポネもこの牢獄にいたということで有名な島ですが、国立公園でもあり、島から見るサンフランシスコの街並み、ゴールデンゲートブリッジの美しさは、他のどこから見るよりもまた美しいのでありります。
アルカトラズへは認定されたツアーからのみ行くことができます。
アルカトラズ・クルーズが、毎日1時間1本(私は朝一の9:00ツアーで行きました)の割合で船を出しています。私が行った時期はちょうどサンクスギビングとクリスマスの間という閑散期にあたったのでさほど混雑していなかったのですが、ピーク時はすごいと思います。代金は24.5ドル、ピア33から出発し、ここの窓口でもチケット購入はできますが、サイトから予約が可能ですので、混み合う時期は予約必至です。サイトから予約するとそのままチケットをプリントアウトできるのでチケット窓口に並ばずにすぐに乗船する列にならべばOKです。

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牢獄は大変狭く、2畳弱ほどほスペースに寝台、洗面所・トイレが設置されており、ここにいるだけで気が滅入りそうです。
ツアーでは、島についてから無料のオーディオガイドを借りて各人がそれに沿って建物内を歩いて見学します。このオーディオガイドがかなりの優れもので、約1時間、飽きさせません。
私は9:00出発でしたが、帰りのフェリーに乗ったのは11:40、じっくり島の自然を楽しんで帰るひともたくさんいたようです。

f0041305_154857.jpgf0041305_1584434.jpg再びピア33に戻り、これまた観光名所であるピア39へ移動します。路面電車に乗ってもよかったのですがお天気もよく歩いても数百メートルの距離。心地よい海辺の散歩です。
ユニオンスクエアからピア31へは、街中からフィッシャーマンズワーフまで海沿いを走るメトロバスFに乗ります。F線は、フェリービルディング、ピア○(だいたい下一桁3~5ずつ)を停車します。ピア33、39は確実に人の乗降があるのですぐにわかります。

f0041305_151039.jpgピア39には水族館、ハードロックカフェ、遊園地、そして多くのレストランにお土産店、観光案内所と色々なものが揃っておりたくさんの人で遅くまでにぎわっています。入り口に巨大なクリスマスツリーが飾られ、写真をとる人が列をなしていました。
食べるお店には事欠かず、ここはお一人様でも楽しめるお店・カフェもあり、大変重宝しました。



f0041305_15152235.jpgピア39の後は海沿いを歩いてフィッシャーマンズワーフまで。
ここでは日本人にはうれしいシーフードを楽しめるお店もたくさんあります。評価のほどは、やはり観光名所でもあり各人次第ですが・・・
フィッシャーマンズワーフ界隈もホテルが集まっていますが、モーターインといった風情が強く、日本から観光で行くのにわざわざ泊まるまでもないかんじ。ホテルの立地地区も海沿い、メインストリートを外れるとちょっと寂しい。
ここから戻るにはまたメトロバスFに乗るか、ケーブルカー、となります。ケーブルカーに乗ると、100メートルくらい走ったところにちょっと洒落たレストラン・カフェが並んでいるチェストナッツという地域が。イタリアンのお店が多い?
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by felice_vita | 2007-12-21 15:02 | 海外旅行

カリフォルニア 3都物語(1)サンフランシスコ~その1

帰国から1週間たちました。
今回の旅行、ゲートインはサンフランシスコ、そしてロサンゼルスへ移動し、最後はサンディエゴを訪ね旅をしめくくりました。
出発前はガイドブックを数種読んで概要を掴み、荷物にならないようにと搭乗直前に成田空港内の書店で「~の歩き方 アメリカ西海岸」を買って出かけたのですが、これは大外れ。各都市編(e.x.ロサンゼルスなどの別冊)は内容が濃かったのが西海岸編となると一気に本当に初歩的なことばかりであまりに網羅的、ほとんど役に立ちませんでした。西海岸数都市を訪れる予定でガイドブックを持っていくなら、わがまま歩き、とか別の出版社の西海岸編の方が各見所のうまい組み合わせ方と交通手段がわかりやすいです。
私が購入した西海岸編は殆どホテルに置きっぱなしで、一番役に立ったのは現地のツーリストインフォメーションで無料配布している数種類のガイド冊子でした。ホテルにおかれているものや、ホテル組合?が作成した1枚もののマップも役に立ちました。

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サンフランシスコは坂の町、とイメージしていた通りの、美しいコンパクトにまとまった街で私の中ではアメリカで1番好きな街になりました。厳密に好きな街、となると後述するパロアルトになりますが。なにより公共交通機関が発達し、自家用車なしで動けること、ダイヤが密で動きやすいこと、見所がまとまっていることがなにより高ポイント。フリーチケットも色々あって、私はメトロ・ケーブルカーを7日間乗り放題のチケットを購入してあちこち移動しました。
ケーブルカーは観光客には本当に人気でした。私もホテルが乗り場に近かったので、特にどこに行く理由がなくても毎日乗ってゴールデンゲートブリッジが見えるところまで行っていました。町並みがきれいというか、坂道に並ぶ家々がかわいらしいので、何度乗っても飽きません。
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滞在先は期間が長いので2箇所場所を変えました。
はじめが観光の基点ともなりお店が集積しているユニオンスクエア。広場には大きなクリスマスツリーがたち、そこを囲むようにデパートやブランドショップ、ホテルが並んでいます。

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サンフランシスコは全米で最も物価が高いといわれているそうですが、ホテル代はNYに比べものになりません。まったく半値で同等以上のホテルに滞在できるのですから!

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次に滞在したのはエンバルカデロという金融街、ここは海沿いで、週に2回マーケットが立ち、また内部にも色々なお店があるフェリービルディングの向かい。マーケットは木曜日と土曜日に開催されます。NYのユニオンスクエアのマーケットと同じくらいで思ったより規模の大きなものでした。そしてホテル自体もショッピングセンターにつながり、目の前にもコーヒーショップやらコンビニがあって便利でしたが、夜になると一気に寂しくなります。ホテルのお部屋はこちらの方が良かったのですが、長期滞在ならユニオンスクエアかな、という感じです。ホテルは前者がグランドハイアット、後者がハイアットリージェンシーです。

f0041305_11341998.jpg食べ物は、1ポーションがやはり大きくて・・・
結局朝はコーヒーとベーグル、お昼にメイン、夜はサラダ、、、というようなことに。一人旅で何より困るのはやはり食事です。
このクラムチャウダー、写真ではわかりにくいのですが直径20センチ超、パンをくりぬいた中がスープなんですけど2人で食べてもしんどいでしょう。パンのふたの部分は食べました。器の部分、周りを見回すと皆さん結構かじってますね。
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by felice_vita | 2007-12-21 11:00 | 海外旅行

西海岸でオペラ~総括

さて、サンフランシスコ、LAでオペラを鑑賞しましたが、いずれもMetに劣らぬホールとクオリティ。チケットについても、行けなくなった際は定期で購入していれば別日程の同演目に振り替えてくれたり、チケットを返してキャッシュバックはないけれどもBOXオフィスを通して別の人に売ってもらうことで寄付行為となり寄付証明を出してくれたり。寄付のシステムがものすごく確立されています。寄付額によってはアドヴァンテージが得られ、ファンであれば本当にうれしい仕組みになっているといえます。ボランティアの役割も大変大きい。日本はホールごとにアルバイトスタッフで対応しているのが結構な割合で向こうではボランティアの仕事になっているのですね。
そして、オペラ、オーケストラ、公演日ごとに開演前にレクチャーがあるというのもうらやましいシステムです。日本でも最近は聞きますが、当日ではなく数日前、それも昼間であったり行きにくい時間だったり。もちろん、終演時間の問題で日本では同日にすることが難しいのが第一の理由だと思うのですが。
このようにして、オペラが自国発の芸術でないアメリカでこのように関心をもってもらいファンを増やそうとする努力が積み重ねられているのですね。

「予想以上に」の文字ばかり連ねてしまい、いったい自分は何様さ、と反省。
アメリカ、西海岸を軽く見ていた自分が情けない。

次回からは旅のことを書いていくつもりです。
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by felice_vita | 2007-12-17 14:41 | オペラ・オペレッタ

西海岸でオペラ~ロサンゼルス・オペラ編

ロサンゼルスオペラ(http://www.losangelesopera.com/index.htm)
LAオペラは財団(にあたるのか?)のゼネラル・マネジャーがプラシド・ドミンゴということで歌劇場前にも彼の垂れ幕がかかっています。また指揮者としても複数公演で活躍されています。
オペラハウスの名称はドロシー・チャンドラー・バビリオン。道路を挟んでLAオケのウォールと・ディズニー・ホールがあります。

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LAオペラもサンフランシスコ同様、あまり治安がよいといえない場所に位置し、ただでさえオフィスアワー以外はさびしいダウンタウン、日が落ちると該当も少なく、アクセス手段はタクシーのみといっても過言ではありません。明るいうちであれば、交通情報でも地下鉄が上げられているように取り立てて問題はないのですが、暗くなると不可能です。地下鉄の駅から地上に出たとたん雰囲気の怪しい人がいっぱい。
それでもオペラハウス前は大きなツリーが飾られ、噴水が立ち上り、幻想的な雰囲気です。
そして建物内部は、またまた驚かされる美しさでしたが、LAは玄関から一歩入った先からもう撮影はアウト、写真がないのが本当に残念。
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LAではドン・ジョバンニ、そしてラ・ボエームを鑑賞。
ドンジョは舞台セットは徹底的にシンプル、その分キャストの衣装がきらびやかで、合唱やダンサーの動きがセットのように縦隊を絶えず変化し、見ごたえのある飽きさせない演出でした。
歌手もすばらしく、アンサンブルの質が高次元で安定。どの役もすばらしかったのですが、特にドンナ・アンナとドン・オッターヴィオの秀逸さが舞台全体のレベルを上げていました。オッターヴィオが力不足だと後半の緊迫感とテンポが一気に萎えてしまいますが、今回のCharles Castronovoは文句なしでした。

ボエームは打って変わってセットがMetのボエームのように豪勢。2幕の街角のシーンは子供も十分楽しめ、クリスマスシーズンにぴったり。このプロダクションはボエームの典型、王道を行くものでした。

終演後の足ですが、マイカー来客者が多い中観光客にはタクシーしかない。噴水の隣にセキュリティガードの詰め所がありそこにタクシー呼び出し専用電話があり、そちらを利用しました。
私はダウンタウンの比較的オペラハウスに近い場所に滞在していたのですが、夜のこのルートは本当に何もない、皆さん終演後はさっさと家路につかれるのでしょうか。
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by felice_vita | 2007-12-17 13:50 | オペラ・オペレッタ

西海岸でクラシック~サンフランシスコ・シンフォニー

サンフランシスコ・オペラの隣にはサンフランシスコ・シンフォニー(http://www.sfsymphony.org/)の本拠地、デイヴィス・シンフォニーホールが存在感たっぷりに聳え立っています。
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SFシンフォニーの定期は3~4日続くようで、私は最終日に聴きました。
まず驚いたのがホールの美しさ!フォワイエは数々のクリスマスツリー、飾りで埋め尽くされ金色に輝き、その中でコンサートホールに足を踏み入れたときの感動といったら!

f0041305_1310131.jpgこんな美しいホールがあるんだ!と圧倒されました。残念ながらホール内の撮影はご法度とのこと(大阪のシンフォニーホールと同じですね。よくデジカメや携帯で撮影していたお客さんが「肖像権の問題で」とお断りされているのを目にしました)、公式ホームページの中に、ホール内部が見られる箇所がありますのでそちらにアクセスいただきご覧ください


→http://www.sfsymphony.org/templates/hall_over.asp?nodeid=96

このホールで、音楽監督であるマイケル・ティルソン・トーマス(MTTと略して書かれています)ショスタコーヴィッチ第5番を鑑賞。

指揮:MTT
演奏サンフランシスコ・シンフォニー

♪ショスタコーヴィッチ
・ユダヤの5つの詩より:作品79(1948・1964)
・5番とその解説
休憩を挟んで
・交響曲第5番:作品47(1937)

オペラと同様、開演1時間前から音楽解説がありました。また、この日は音楽ファンを増やすための試みとして5番の解説を指揮者であり音楽監督のMMTが行いそれに沿って例として出される音楽のさわりをオケが演奏するという番組の録画があり、かなり長丁場の演奏会となりました。

音響がすばらしいのです、このホール。視覚だけでなく。
舞台上にベルリン・フィルハーモニーや大阪シンフォニーホールのような反響板がたくさんぶら下がっているのですがそれらがすべて透明できらきらと。座席配列はワインヤードに近く、どこで聴いてもよさそうです。舞台向こうのクワイア席はシーズン開始前に一斉発売される手数料のみかかる席料無料の区画。

オケの音楽はとても分厚いアメリカ牛ステーキのミディアムといいますか、大味だけど満足感たっぷり、金管がの統一感が見事。MTTは「われらがキャプテン」といった風情に知性が備わり、解説の声の美しいこと。モノローグのパフォーマンスが十分できそう。
同日の夜にSFオペラのバタフライがあり迷ったのですが、いやはや、行ってよかったです。

ところで終演後はどうするの?オペラのようにタクシーサービスがあるのか?というと・・・
オケのしおりのようなものに”for your safety"のような項目があり、
・明るいところを歩く
・常に歩き続ける。あちこちきょろきょろせず、周辺に不審者がいないか常に気を配りながら早足で歩く
・一人で歩かない
といったことが書かれ、コンサート前後に際しては
・BART(地下鉄のようなもの。メトロとは別)駅からホールまでの通りを警備員が巡回しています。
・もし不安なようでしたらセキュリティガードを3名つけます
といったサービスもあります。
タクシーも考えたのですが、やはり終演後となると見つからず。人ごみに沿ってというかめぼしいグループを見つけて一緒にBARTのシビックセンター駅まで歩き、BARTで帰りました。

・お得なチケットのハナシ
オペラなどは完売でも窓口にキャンセルが戻ってくる確立があります。また、当日開演何時間か前に立ち見の売り出しもあります。でもオペラで立ち見は特に日本人にはおすすめしません。疲れるだけでなく手すりの高さが外国人仕様なので。
それからこのSFシンフォニーのお得チケット情報ですが、残席がある場合(前日の6時までに特設電話にかければラッシュチケット情報がわかります)当日の窓口オープン時間から空席の席種問わずいっせいに20ドルで売り出されます。ただし、「ラッシュチケットを」といわないと通常の席になりますので念のため。購入の際住所を尋ねられますが日本だからと特に問題になることはありませんでした。
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by felice_vita | 2007-12-17 12:38 | 海外オケ

西海岸でオペラ~サンフランシスコ・オペラ編

アメリカのオペラはMETだけではないのですね。反省しました。
今回、サンフランシスコとロサンゼルスでオペラ、あとサンフランシスコではオーケストラも聴いてきました。

◎サンフランシスコオペラ(http://sfopera.com/)
War Memorial Operahouseが名称。私にとっては、パヴァロッティが全盛期に「アイーダ」ラダメスを歌った映像メディアの録画場所ということで行ってみたいオペラハウスでした。
シビックセンターの一画にあります。ガイドブックで散々「治安が良くない地域」とされておりびくびく。この一画自体は文教施設が集合しており見ものが多いのですがここを囲む周辺地域がちょっと怖い?地域。1度乗るバスを間違ってしまい、まだお昼前後だったからよかったものの、一気に乗客層が変わりあせりました。このときはオケのチケットを取りにホールに行くつもりで幸い12時前、ホールの位置するVan Ness通りで無事降りられたからよかったものの、暗くなっていたら・・・

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1.チケット購入
チケットはサイトから購入できます。また定期券のようにいくつかオペラを組み合わせて安くなるSubscriptionチケットもあります。旅行者にとっては3日間集中楽しめるミニが重宝するでしょうか。あと多分3公演以上だと割引してくれる制度もあるようですので予定されている方はボックスオフィスに確認されればよいと思います。
私は2公演だったのでこれは適用外、かつサイトのオンライン購入がシステムエラーでできず、結局電話で予約しました。

2.チケット購入におけるSFオペラの利点
電話やネット購入でもMETやLAのようにコミッションがチャージされません。寄付も問われますが任意です。

3.現地への交通
メトロバスの5番、21番が近くを通ります。開演1時間前からレクチャーがあり、私は8時公演のときは6時半過ぎにつくようにしていました。ただし行きのみ、かつ日中に経路を予習していきました。帰りはタクシー、幕間にタクシーの予約サービスがあり大変重宝しました。
「流しのタクシーが少ない(というかほとんどない)」という事前情報は確かでした。
行き帰りともタクシーが確実かも。ユニオンスクエアに滞在の際は、チップ込みで8ドル程度。

4.公演レクチャー
毎公演、無料で1時間前からレクチャーがあり、大変勉強になりました。お勧めです。

5.オペラハウスなど
予想以上に立派でした。
客席も舞台も、天井が高い。文字幕が舞台の上に出るので、1階席(オーケストラ)だと首が痛くなります。
今シーズンからなのかは不明ですが、上階バルコニー席の人にも見やすいように、この階の左右にスクリーンが設置され、舞台、字幕が出されるようになっています。

6.私の見た公演
プッチーニ「つばめ」、ヴェルディ「マクベス」を鑑賞しました。
前者はアンジェラ・ゲオルギュー、後者はタイトルロールのマクベスにトマス・ハンプソンがキャスティングされており、特にマクベスはとても引き締まった舞台、歌手陣、そして何よりもやはりヴェルディの音楽の魅力がすばらしく期待を裏切られない内容で満足して帰路に着きました。
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by felice_vita | 2007-12-17 10:57 | オペラ・オペレッタ

朝比奈さん

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帰国し荷物を片付け時差ぼけから回復しかけの頭で大阪に来ています。たまたま宿泊先で回顧展やってました。あぁ大フィル…
なんと記念年のラストとなる大植さんの第九のチケット、完売じゃないんですね‥
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by felice_vita | 2007-12-15 17:32 | 国内オケ